平凡社新書<br> 憲法九条論争―幣原喜重郎発案の証明

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平凡社新書
憲法九条論争―幣原喜重郎発案の証明

  • 笠原 十九司【著】
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  • 平凡社(2023/04発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 480p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582860276
  • NDC分類 323.142
  • Cコード C0232

出版社内容情報

長年、日本国憲法はGHQから押しつけられたもので第九条も例外ではないという「俗説」が広まってきた。だが、憲法九条の「戦争放棄」条項を提案したのは日本政府の最重要人物だった。その名は、時の首相・幣原喜重郎──。占領下の時代背景と史料を読み解きながら、幣原が九条の提案者であったことを丹念に論証し、左右両方向からの「幣原発案否定説」を徹底批判。「百年後には私たちは予言者と呼ばれますよ」。幣原が九条に託した「平和への想い」とは。

《目次》
はじめに
第?部 憲法九条幣原喜重郎発案の証明
第1章 「国体護持」に執着した天皇
第2章 天皇が望んだ大日本帝国憲法改正
第3章 幣原内閣における憲法改正作業
第4章 マッカーサー・天皇・幣原による「象徴天皇制」への移行
第5章 幣原の憲法九条発案とマッカーサーへの提案
第6章 幣原内閣、GHQ憲法草案受け入れ
第7章 幣原内閣による「憲法改正草案要綱」の発表
第?部 憲法九条幣原喜重郎発案否定説への批判
第8章 幣原内閣閣僚の幣原発案肯定者と否定者
第9章 憲法九条幣原発案否定説への批判
?終章 憲法九条に託した幣原の平和思想


《著者紹介》
1944年、群馬県生まれ。東京教育大学大学院文学研究科修士課程東洋史学専攻中退。学術博士(東京大学)。都留文科大学名誉教授。専門は中国近現代史、日中関係史、東アジア近現代史。主著に『南京事件』(岩波新書)、『第一次世界大戦期の中国民族運動』(汲古書院)、『日本軍の治安戦』(岩波書店)、『憲法九条と幣原喜重郎』(大月書店)、『日中戦争全史(上・下)』『通州事件』(以上、高文研)、『海軍の日中戦争』(平凡社)、『増補 南京事件論争史』(平凡社ライブラリー)などがある。

内容説明

長年、日本国憲法はGHQから押しつけられたもので第九条も例外ではないという「俗説」が広まってきた。だが、憲法九条を提案したのは日本政府の最重要人物だった。その名は、時の首相・幣原喜重郎―。幣原が九条の提案者であったことを丹念に論証し、左右両方向からの「幣原発案否定説」を徹底批判。幣原が九条に託した「平和への想い」とは。

目次

第1部 憲法九条幣原喜重郎発案の証明(「国体護持」に執着した天皇;天皇が望んだ大日本帝国憲法改正;幣原内閣における憲法改正作業;マッカーサー・天皇・幣原による「象徴天皇制」への移行;幣原の憲法九条発案とマッカーサーへの提案;幣原内閣、GHQ憲法草案受け入れ;幣原内閣による「憲法改正草案要綱」の発表)
第2部 憲法九条幣原喜重郎発案否定説への批判(幣原内閣閣僚の幣原発案肯定者と否定者;憲法九条幣原発案否定説への批判;憲法九条に託した幣原の平和思想)
おわりに

著者等紹介

笠原十九司[カサハラトクシ]
1944年、群馬県生まれ。東京教育大学大学院文学研究科修士課程東洋史学専攻中退。学術博士(東京大学)。都留文科大学名誉教授。専門は中国近現代史、日中関係史、東アジア近現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Naoya Sugitani

4
とても評価に耐えられる内容ではありません。批判すべき内容があまりに多いのですが、種稲秀司『幣原喜重郎』に対する批判は事実に基づかないものであり、研究上の瑕疵です。『芦田均日記』しか種稲氏は引用していないかのように書いていますが実際は『小林一三日記』も出典として明記しています。金森徳次郎をめぐる記述に至っては事実関係を整理できておらず、別の箇所では1955年に出た幣原の伝記から引用していながら平野文書の正当性を裏付ける幣原しか知らない事実として後半に登場しています。実証研究の水準に達していません。2023/05/03

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