出版社内容情報
猫は死んでしまった後にどこにいくの？天国に行った猫たちの姿を、温かな眼差しで描く。猫を愛する全ての人たちに贈る、癒しの絵本。天国の猫たちは神様や天使たちに大切にされ、そして時々昔暮らしていたい家や人のことを思い出す
内容説明
ときどきかんがえるんだ。どうしてるかなぁって…たいせつな家族がいるすべての人へ。
著者等紹介
ライラント，シンシア［ライラント，シンシア］ ［Ｒｙｌａｎｔ，Ｃｙｎｔｈｉａ］
アメリカのバージニア州生まれ。これまでに６０冊を超える子どもの本を執筆。ニューベリー賞を受賞した『メイおばちゃんの庭』（あかね書房）をはじめ、日本でも数多くの作品が翻訳されている。独学で絵を学び、素朴であたたかみのあるイラストを得意としている。オレゴン州でペットたちと暮らしている
まえざわあきえ［マエザワアキエ］
前沢明枝。東京都生まれ。ウエスタンミシガン大学で英米児童文学、ミシガン大学大学院で言語学を学ぶ。翻訳のほか、英米児童文学や絵本にかかわる記事・論文を執筆（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
115
大切でかけがえのない家族・ねこは、天国でどんな風に暮らしているんだろう。世話係の天使がいて、好きなおもちゃは次々に出てきて、食べるものは神さま自ら用意してくれる。大好きだった人をときどき静かに見ていることもあるんだ……。訳者のまえざわあきえさんは、長年一緒にいた愛猫を亡くした時、宝物だったこの本を翻訳することに決めたそう。自分も17年一緒に過ごした猫との別れを経験した事がある。楽しくやってくれてると思うだけで救われる。2013年11月初版。2016/02/28
ぶち
104
読友さん(みさどんさん、ベーグルさん)のお奨め！お二人のレビューを拝見したら、読まずにはいられませんでした。この絵本は、猫や犬やペットを愛する全ての方に贈りたくなります。天国では、猫の好きなおもちゃがあったり、猫の好きなごちそうが山盛りだったり、楽しそうに過ごす猫の仲間たちがいっぱい。猫たちは神さまのそばでまるくなって安らかに暮らしながら、時々、遠くの青い星にいる、大好きだった人たちを静かに見ているのです。どのページもカラフルで心が浮き浮きしてきます。そして、どのページのねこも 幸せな表情をしています。2019/07/15
p.ntsk
67
『いぬはてんごくで』のねこ版。天国に行ってもにゃんこたちはのびのびと自由に暮らしていてほしい。天使や神様に可愛がってもらって。 2019/08/16
ベーグルグル （感想、本登録のみ）
65
6日の日曜日、愛猫【ポン】が天国へと旅立ちました。野良生活が長く嫌がって外での飼い猫でしたが、小さい頃から何匹も飼った猫の中で断トツで一番優しく人懐っこい猫でした。犬やほかの動物にも寄っていくほど・・。死にめにも会えず、ご近所さんとの家の隙間でひっそりと亡くなっていました。まだ実感がわきません。ドアを開けたらニャーと言ってきそうで。もう一匹の猫の豆腐が死んだポンを見てから少し寂しそうです。近所の仲良し犬達も。ねこたちの天国で他の猫たちとのんびりと楽しく暮らしてほしいな。神さま、ポンをよろしくお願いします。2019/10/08
ぶんこ
63
幼いころから猫と一緒だったのでみおくったにゃんちゃんも多い。あの子、この子と似た猫ちゃんの絵を見ながら懐かしむ。その中で天寿をまっとうできなかった唯一の猫「ポンちゃん」を思い出し、行方不明のままうん十年、ずっとウジウジとしていた心が少し安らいでくれました。寝返りを打つたびにポンちゃんも移動して腕枕で寝たがった極上の可愛い子でした。天国で思う存分天使や神様に甘えて、幸せに過ごしている事でしょう。シンシアさん、ありがとう。2019/10/18
