内容説明
日産自動車の乗っ取り事件ついに提訴、公取申し立てへ…。会社など資産160億円を乗っ取られたとして告発を続けてきた岐阜市の元ディーラーは同時に「押し込み販売や白地手形」は公取法に反すると申し立てを行った。国会でも既にこれらの問題が論議され、通産省も業界を通じ行政指導に当たるということである。本書は自動車業界とディーラーのあり方に一石を投ずる意味もこめて、ことのてん末を元日産サニー岐阜販売社長、篠田喜作氏のメモ、記憶などを中心にまとめた赤裸々な記録である。
目次
第1章 “ドレイ商法”法廷へ
第2章 栄華のかげに黒い疾走
第3章 社長の座追われた100人
第4章 日産を裁け!