目次
第1講 初伝合気と初等力学(運動学と力学;合気柔術という剛術 ほか)
第2講 中伝合気と構造力学(外力と内力;安定という盲信 ほか)
第3講 奥伝合気と身体力学(自由度と死角;ロボットは強いという盲信 ほか)
第4講 秘伝合気と精神物理学(精神力の真実;気持ちの操作 ほか)
第5講 神伝合気とメタ物理学(神道と合気道;場と空間の重要性 ほか)
著者等紹介
保江邦夫[ヤスエクニオ]
岡山県生まれ。東北大学で天文学を、京都大学と名古屋大学で数理物理学を学ぶ。スイス・ジュネーブ大学理論物理学科講師、東芝総合研究所研究員を経て、ノートルダム清心女子大学大学院人間複合科学専攻教授。専門学校禅林学園講師。大東流合気武術佐川幸義宗範門人。カトリック隠遁者エスタニスラウ師から受け継いだキリストの活人術を冠光寺眞法と名づけ、それに基づく柔術護身技法を岡山、東京、神戸、名古屋で指南している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ミッキー・ダック
12
著者は物理学者にして大東流合気武術の達人。物理学における理論的枠組みの中で合気の本質を完全解明したと言う。◆合気のレベルは初伝・中伝・奥伝・秘伝とあり、初等力学・構造力学・身体運動生理学・精神物理学を対応させて解いて行く。相手の魂を操作して身体を動かす、秘伝の上の神伝については湯川秀樹博士の素領域理論を形而上学にまで適用することで物質と霊魂についての統一的な記述が可能となったとするが、ここは理解不能。◆秘伝までの各技法の物理学的解説は参考になるが、小さな連続写真だけでは動きは良く分からない。 2018/03/18
mat
1
様々な極意と言う物にかなり踏み込んだ内容だと思います。2015/11/16
Takeshi Fujikawa
1
物理学的な考察と、精神的な境地を段階的に解説していて面白かった。すべて鵜呑みにするには抵抗があるかもしれないけど、普段の稽古で自分の指導者が言ったことを理解する時に参考にすると動きが良くなったりすることはありそう。2015/09/24
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