出版社内容情報
米軍の基地運用を放置する日本。ドイツ、イタリアなど海外の事例を踏まえ、沖縄の米軍の実態から、主権なき日本の対米従属を問う!
内容説明
ドイツ、イタリアの駐留米軍と在日米軍は何が違うのか…。日本の主権を問う琉球新報連載「駐留の実像」の単行本化!輸送機オスプレイが反対を押し切り米軍横田基地に配備された。全国を飛び交うようになる今、国民的議論の素材として、米軍が集中する沖縄から、国家主権のありようを「駐留の実像」として海外の事例と共に報告する。第18回(2018年度)石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞公共奉仕部門大賞受賞。
目次
第1部 米軍駐留の実像(治外法権;主権及ばぬ空;ブラックボックス;「同盟」の代償(コスト))
第2部 米軍駐留を支えているもの(検証日米地位協定;1972年 日米合同委員会の体制見直し;米軍訓練空域拡大)