出版社内容情報
「暴走する権力」のヘリパッド建設強行で、切り倒される何万本もの樹木、裂かれる森、生き物、そして人々の実相を伝える写真記録。
内容説明
「暴走する権力」のヘリパッド建設強行で、切り裂かれる森、生き物、人々の実相を伝える写真記録!
目次
わがもの顔で飛で欠陥機オスプレイ
強行されるヘリパッド建設
森にこだまする抗議の声
米軍北部訓練場の生き物たち
海兵隊の対ゲリラ訓練―米軍北部訓練場1973年
解説 やんばるの森と高江ヘリパッド建設
資料 米軍北部訓練場とヘリパッド建設関連=略年表
撮影後記 やんばるの森を追い続けて
著者等紹介
山城博明[ヤマシロヒロアキ]
1949年沖縄県宮古島に生まれ、育つ。沖縄大学在学中より沖縄復帰闘争、全軍労闘争、全島のゼネスト、コザ反米騒動などを撮影。1975年読売新聞西部本社に入社、85年琉球新報社に移る。この間報道写真のほか、琉球列島の自然、とくに野鳥や動植物を数多く撮影してきた。2015年に琉球新報社を退社して、現在はフリーの報道カメラマン。1991、92年度九州写真記者協会賞、2015年度「沖縄タイムス芸術選賞」写真部門・大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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けんとまん1007
14
この現実を、ほとんどの人が知らない。いや、敢えて、知らされないようにしているとしか思えない。この国の、いろんな不都合な面の一部が、ここに表れている。沖縄、オキナワ。もし、この地の扱われ方が、関東地区にあったら、いったい、どうなっているだろう?と思う。ある意味、それが答えなのかもしれない。そこに暮らしを営むという視点が欠落しているからだろう。人間の傲慢さが垣間見える。2017/03/10
ふら〜
0
発行は2017年の1月らしい。高江のヘリパッド建設反対という内容の写真集をパラパラと。ある一面は捉えているんだろう。切り出し方というのはまた別問題。2017/04/15