内容説明
日中全面戦争開始の前年に公学校(小学校)に入り、太平洋戦争開始の翌年に中学へ入学。国語(日本語)常用運動の模範「国語家庭」に育ち、「改姓名」を強いられ、ついには中学三年終了と同時に「学徒兵」として日本陸軍に召集された体験をもとに、日本統治下「皇民化」教育の実態を生々しく伝える。
目次
1 「皇民化」教育の優等生
2 植民地・台湾の「皇民化」教育の軌跡
3 戦時下台湾の中学生
4 中学三年生の「学徒出陣」
5 戦後の混乱の中で
6 人権と正義の回復を求めて
日中全面戦争開始の前年に公学校(小学校)に入り、太平洋戦争開始の翌年に中学へ入学。国語(日本語)常用運動の模範「国語家庭」に育ち、「改姓名」を強いられ、ついには中学三年終了と同時に「学徒兵」として日本陸軍に召集された体験をもとに、日本統治下「皇民化」教育の実態を生々しく伝える。
1 「皇民化」教育の優等生
2 植民地・台湾の「皇民化」教育の軌跡
3 戦時下台湾の中学生
4 中学三年生の「学徒出陣」
5 戦後の混乱の中で
6 人権と正義の回復を求めて