内容説明
フリーライター永江朗が京都に築年数不明の町家を購入。物件探しからリノベーションの設計、施工、家具選び…約1年にわたる「ガエまちや」リノベ&二都生活体験記。ヨソさんにも優しい京都名店ガイド付き。
目次
第1章 私たちが京都を選んだ理由(茶室がほしい;京都の魅力って? ほか)
第2章 どんなふうに暮らすか(建築家を探す;河井敏明さんについて ほか)
第3章 いよいよ工事が始まる(書類、書類、また書類;ホンモノの町家だった! ほか)
第4章 京都の住み心地(京都生活のはじまり;東京に戻って気づいたこと ほか)
著者等紹介
永江朗[ナガエアキラ]
フリーライター。1958年北海道生まれ。法政大学文学部哲学科卒業。約7年間の書店勤務の後、『宝島』などの編集を経て、フリーのライターに。「哲学からアダルトまで」を標傍し、幅広い媒体で取材・執筆・講演活動をおこなう。現在、早稲田大学文化構想学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mitei
166
もと京都に住んでいた人間としてはとてもほほえましく読めた。しかし町家をリノベーションするってすごく羨ましく感じた。いつかこんなことしたいなと思った。2014/10/14
きつねこ
34
京都の町屋を改築して東京から転居なんて、憧れ~。私ならどのあたりに住もうかって、妄想。3カ月でいいからとりあえず住みたいな。町屋なんて贅沢なことはいわない~。ウィークリーマンションでも、4畳半一間!でもいいから。京都って本当にコンパクトで自転車で結構どこでもいけるのってすごいです。家探し、家作りの過程も面白いけど、でてくるお店も楽しみ。読んでる途中に文庫本が出ているのを発見。お店情報とか、新しくなっているのでしょうね。2015/04/04
山猫
13
無理でした。京都に住むのも、この本も。2025/05/12
メガネ
9
最近、東京を中心に京都市内に移住したり別宅を建てたりする人が増えているんだとか。本書の著者・永江氏も東京に本宅はあるものの、京都に別邸を建てることに。選んだ物件は築年数不明の町家。何度も東京から京都に足を運び、建築家と打ち合わせしたり家具を選んだり。リノベーションの過程と著者の京都巡りが細かい描写で描かれています。著者のこだわりの強さが良い意味で出ていて、長年京都に住んでいる僕も参考になる情報がいっぱいでした。新築もいいけど、リノベーションもオモシロイかも。2017/01/19
へへろ~本舗
5
茶室のあるセカンドハウスを目標に家を探し始め、「そうだ、京都に住もう」と。家探しから設計・改築そして京都での暮らし。色々と歩き回り、食べ回り、買い物回りでちょっとした京都案内にもなっている。なかなか楽しい本だった。次は本書中に出てきた東京の家を建てた時の本を読もう。2015/01/24