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内容説明
管轄区内で殺人事件が発生。キャリアで新人の主任・海崎健が現場に出るには条件があった。経験豊富な叩き上げの刑事・依川陽向とバディを組むことだ。だが依川は開口一番、健のことを「クール・ビューティー」と呼びバカにした態度を隠そうともしない。冷徹な仮面をかぶり平静を装う海崎だが、「あんたが欲しくなった。媚薬を盛ってでも抱く」と会ったその日に宣言されて…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たべもも
34
★★☆☆☆。作家さん初書籍との事で、何ていうか熱意は伝わるのですがラブ方面の展開が強引過ぎてちょっと引いてしまった。あと、クールビューティー呼びは全然良くない。乱発使用でイラっとした。事件方面は悪くないと思いましたが、二班以外の人物が色々中途半端。ライバル班の吉良の妨害と、本庁の沢木の突然の手助けの意味が本当に分からない。事件も恋愛も三日間で無理に片付けない方がしっくりきたはず。このレーベルの編集部はちゃんと作品読んで納得してるんですよねぇ…??2015/06/08
きょん
20
う~ん、なんていうかこんなにセクハラが横行する警察はいやだなあ。事件部分のシリアスさとキャラの軽さがちょっとアンバランスな感じ。せっかく細かい描写がリアルな感じなのに、フィクション部分が浮き気味なのがもったいない感じ。2015/06/12
辺辺
18
レーター狙い。推理とミステリとサスペンスと刑事の面白そうな組み合わせで何とか最後まで読了できたものの面白くなかった。新人作家さんという事を差し置いても、かなりツッコミ要素満載で変にウける(苦笑)。お嬢さんが無理に事件物とこの手の物に挑もうとする意欲と情熱が認めるが(偉そうに)・・・大体物語の早い段階で犯人の目星も目的ももろバレで吹くし、矛盾してる処も結構多い。・・・それにしても、攻めの一々「クールビューディ」という呼び名が登場する度に仰け反ってしまう(←悪趣味)。ただし、絵師・水名瀬さんのイラストは良い。2015/07/16
りんご☆
12
読了2017/10/17
華緯
11
シリアスだと思って読んでたら、なんか違うぞ…と。これは構えて読むとスカる、と、肩の力を抜いて正解。…キャラの設定が、途中で胡散臭くて訳わかんないと思ってしまって、ダメだった;;…一番が、情報のやり取りのためだけに媚薬で強●されるキャリア…;;…しかも、そのことを“…あの暗闇で『死んだ』のだ”とか“汚れた”なんて浸ってる程度の甘い精神力で、これからやっていけるの…?受けの性格が、まんま“お嬢さん”でシラケる。…いつから自分の事が好きだった…?なんて、高校生かい…;;事件が読ませられただけに残念。2015/06/28