内容説明
通訳を介した法廷での質問・尋問、警察の取り調べ、弁護士の接見時における問題点を言語使用の観点から分析。
目次
第1部 実際の現場での言語使用と通訳(司法手続きの各段階における法律家の質問;公判での質問・尋問と通訳の問題;取り調べでの通訳の問題;弁護人接見時の通訳の問題;司法面接時の通訳の問題)
第2部 日本語の用語・表現と英語対訳(訳出困難な一般用語;訳出困難な法律用語)
著者等紹介
水野真木子[ミズノマキコ]
京都府立大学文学部卒業。立命館大学国際関係研究科修士課程修了。法と言語学会会長。日本通訳翻訳学会評議員。会議通訳、法廷通訳の仕事を経て、金城学院大学文学部英語英米文化学科教授として、主にコミュニティ通訳、司法通訳の研究、および通訳翻訳教育に携わる。また、検察庁での通訳人研修、各地の地方自治体によるコミュニティ通訳者研修、手話通訳士現任研修など、さまざまな場面で講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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