目次
第1章 相撲との出会い、そして旅立ち
第2章 稽古漬けの青春
第3章 大関取りへの道は険しく
第4章 引退の花道に、こらえきれず涙
第5章 たたき上げの誇り
著者等紹介
西岩忍[ニシイワシノブ]
現役四股名、若の里忍。昭和51(1976)年7月10日生まれ。青森県弘前市出身。小学6年生のとき、鳴戸親方(元横綱隆の里)と出会う。弘前市立第二中学校相撲部で3年間を過ごし、平成4(1992)年、鳴戸部屋に入門。同年3月場所に「古川」の四股名で初土俵を踏む。平成9年11月場所で新十両となり「若の里」に改名、新十両優勝を収めた。翌年5月場所で新入幕を果たし、同場所では10勝を挙げ敢闘賞を受賞。平成13年1月場所には関脇に昇進。三役連続在位19場所は史上第一位の記録。平成27年9月場所前に現役引退を発表。年寄・12代「西岩」を襲名した。現在は田子ノ浦部屋付き親方として、後進の指導に当たる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おかむら
23
土俵の鬼若乃花の地元で生まれ、子ども時代のライバルは高見盛、巡業にきた貴花田に憧れ、おしん横綱隆の里(鳴戸親方)の部屋に入門、同期はイケメン隆乃若。相撲教習所の同期はモンゴル6人衆。稽古を重ねケガを乗り越え最強の関脇と呼ばれるように。でもケガで十両へ。23年間の土俵生活、最後まで残った同期の旭天鵬とはお互い励まし合い(ここ好き)、付け人の輝との泣ける師弟愛。朴訥な文章からも伺えるお人柄がとても良かったわー。鳴戸部屋は洗濯板で手洗いだったそうです。平成に洗濯板! さて次は弟弟子の稀勢の里の自伝に行くぞー。2023/08/11
ヒヨドリスキ
8
同世代の若の里はリアルに応援していた力士との話が沢山有ってすごく楽しかったよー。初代若乃花の孫弟子に当たり、よくよく力士の事を見ている鳴戸親方(隆の里)から稽古の内容や付け人との付き合い方等何でもしっかり教わっているのに安心する。若隆の愛称で話題になった同期の隆乃若や旭天鵬との交流エピソードにほっこり。51年組は横綱こそ出さなかったけどとにかく強い力士が多い学年だったよ。土俵歴が長いだけに曙、貴乃花から白鵬まで直接当たってるのが素晴らしい。2025/03/04
たそがれ浩兵衛
3
2015年7月場所で引退し、5月28日に引退相撲を行った元若の里の西岩親方の自伝。幼少の頃から始まり相撲界に入るきっかけ、大関候補と言われた頃、度重なる怪我との戦いそして引退。土俵上と同じく真面目な若様の人柄が出てくる本でした。一気に読もうと思ったのですが自分自身が若様との思い出が多すぎて2日かかって読了。内容はとても面白かった。若の里ファンみんなに読んで欲しい。2016/05/29
牛太郎
1
元若の里関、現西岩親方の相撲人生自叙伝。輝関、振分親方も登場します。読後はすっかり西岩親方と輝関のファンになりました
-
- 電子書籍
- 【文庫】子どもに言った言葉は必ず親に返…
-
- 和書
- ろってちゃん