出版社内容情報
日本語で書かれたはじめての韓国語教育・韓国語学の総合講座。第2巻は主に韓国語の文法を中心としたことばの問題について,幅広い視点から論じる。文法論・談話論・言語行動論・表現論・社会言語学・民族語教育論。
祝! 野間秀樹先生 「2012年ハングル学会・周時経(チュ・シギョン)学術賞」受賞!
日本語で書かれたはじめての韓国語教育・韓国語学の総合講座。待望の続刊2巻が登場(第3回配本)。本巻では主に韓国語の文法を中心としたことばの問題について,幅広い視点から論じる。文法論・談話論・言語行動論・表現論・社会言語学・民族語教育論。
文法論からの接近 松尾勇
文法の基礎概念 野間秀樹
学習文法項目論 矢野謙一
韓国語教育と話しことばの文法 権在一
文をめぐって 野間秀樹
文の階層構造 野間秀樹
用言の連体形と連体節をめぐって 中島仁
モダリティとムードをめぐって 須賀井義教
終止形I-ketun(yo), I-ney(yo), II-lkey(yo), II-llay(yo)はいかに働くか 平香織
格をめぐって 村田寛
アスペクトをめぐって 村田寛
間投詞の出現様相と機能-日本語と韓国語の談話を中心に- 金珍娥
韓国語オノマトペの使用実態と日本語訳-辞書作りの観点から- 高島淑郎
談話論からの接近 金珍娥
待遇表現と待遇法を考えるために 野間秀樹
言語行動の日韓対照研究-その成果と問題点- 生越直樹
韓国語教育:文学テクストからの接近-ウィドウソンの文体論による試み- 波田野節子
社会言語学からの接近 任栄哲
批判的社会言語学からの接近 植田 晃次
表現様相論からの接近 野間 秀樹
事態の叙述様式と文法現象-日本語から見た韓国語- 井上優
表現様相論からの接近:過去はいかに表されるか-表現者の時間解釈の観点を中心に- 宋美玲
民族語教育からの接近-その歴史と展望- 朴宰秀
【著者紹介】
【編著者略歴】
野間秀樹(のま・ひでき)
国際教養大学客員教授
元 東京外国語大学大学院 教授
2005年 大韓民国文化褒章 受章
2005年度 NHKテレビ ハングル講座 監修
2010年 『ハングルの誕生』(平凡社新書)にて第22回アジア・太平洋賞大賞(主催 毎日新聞社・アジア調査会)受賞
著書・共著書 に
『コスモス朝和辞典』白水社.1988年. 『至福の朝鮮語』朝日出版社.2000年.
『韓国語 語彙と文法の相関構造』(韓国語による執筆)ソウル:太学社.2002年.『ぷち韓国語』朝日出版社.2004年. 『Viva! 中級韓国語』朝日出版社.2004年.『絶妙のハングル』日本放送出版協会.2007年.『きらきら韓国語』同学社.2010年 など多数
内容説明
ことばを学び考えるすべての人々に韓国語すべてを解き明かす。韓国語文法と日本語文法を対照する。
目次
文法論からの接近
文法の基礎概念
学習文法項目論
韓国語教育と話しことばの文法
文をめぐって
文の階層構造
用言の連体形と連体節をめぐって
モダリティとムードをめぐって
格をめぐって
アスペクトをめぐって〔ほか〕
著者等紹介
野間秀樹[ノマヒデキ]
国際教養大学客員教授。前東京外国語大学大学院教授。東京外国語大学大学院修士課程修了。朝鮮言語学、日韓対照言語学、韓国語教育。論著に『ハングルの誕生―音から文字を創る』(平凡社。第22回アジア・太平洋賞大賞受賞)など。2005年度大韓民国文化褒章受章。ハングル学会2012年度周時経学術賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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