内容説明
東大の古文・漢文の入試問題を解くと、古典の「巧みさ」「美しさ」「完成度の高さ」に驚かされます。わたしたちが知らなかった、日本語の新たな魅力に触れてみるのはいかがでしょうか。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
フィ
4
単に読解ができるということではなく、問題文で述べられている内容について深く解説している。出題意図にも踏み込んでいる。東大の目的意識はやはり高く、さらに現代人が古文・漢文という古典を学ぶ意義は何であるかを考えるきっかけになる。深く勉強したくなる。2015/01/25
さき
3
「東大」の問題と聞くだけでビクっとなってしまうところですが、田中先生のわかりやすい語り口も手伝って、楽しく読めました。特に古文のほうが「人間味」に重点を置いているようで、18歳にここまで考えさせるとは…ディープ!と納得でした。漢文のほうは、自分が苦手意識を持っているせいで読むのがつらかったですが、そちらも人の上に立つ者としての心構えなどが多く勉強になりました。2015/03/04
やま
2
年末年始はテキスト作成!2015/01/05
ゆっしー
0
なんかすごいとしか2015/09/11
ルーシーの母
0
これで沢山東大に合格させているそうだから正解なんだろうけど、筆者の解答例は「突き詰めたらそうだけどそこまで行く?」という印象を受けました。特に古文。 うまく説明できませんが、本文からは「好意を持っている」と読み取れる事を、解答例では「あなたがいないと死にます」とある感じ。 得点するにはここまで書かないとダメなのかな。 この本の解答例が100点なのか、東大の採点基準を 教えてもらいたいです。 2015/01/19