出版社内容情報
東アジア諸語のヴォイスをめぐる対照研究の精華!日本語、北京語、朝鮮語、ベトナム語、モンゴル語、さらには中国語諸方言、古典日本語、西欧諸語をも考察対象に加え、ヴォイスの普遍性と多様性に迫る意欲的論文集
内容説明
日本語、北京語、朝鮮語、ベトナム語、モンゴル語、さらには中国語諸方言、古典日本語、西欧諸語をも考察対象に加え、ヴォイスの普遍性と多様性に迫る。
目次
東アジア諸語にみるヴォイスの多様性と普遍性―序に代えて
第1章 概念化と統語表示の問題―日本語・モンゴル語・朝鮮語の比較から見る“風に吹かれる”の本質
第2章 授与と受動の構文ネットワーク―中国語授与動詞の文法化に関する方言比較文法試論
第3章 北京語授与動詞“給”の文法化―“授与”と“結果”と“使役”の意味的連携
第4章 中国語の位置変化文とヴォイス
第5章 ベトナム語授与動詞choの文法化―使役動詞から接続詞へ
第6章 現代朝鮮語における様々な自動・受動表現
著者等紹介
生越直樹[オゴシナオキ]
東京大学大学院総合文化研究科・教授
木村英樹[キムラヒデキ]
東京大学大学院人文社会系研究科・教授
鷲尾龍一[ワシオリュウイチ]
学習院大学文学部・教授、筑波大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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