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出版社内容情報
オイラーが発見し、ガウスが証明した、2つの素数をめぐるおどろきの法則=「黄金定理」は、どこがどうすごいのか? 予備知識ゼロから理解できる!
内容説明
ガウスはなぜ、7通りもの証明法を考えたのか?1、2、3、…と、無限に続く自然数の中で、「いつ」「どこに」現れるのか、まったく予測のつかない素数。一般項がわからないにもかかわらず、どの2つの素数を選んでも、互いに深い関係があることを示す驚きの法則が存在する。オイラーが発見し、ルジャンドルが証明に挑み、ガウスが証明した「平方剰余の相互法則」は、何がどうすごいのか?「黄金定理」と名付け、7つの証明を与えたガウスの思考をたどりながら、数学ファン憧れの美しい法則の世界を探訪する画期的入門書。
目次
第1部 「ガウスの黄金定理」とはなにか(黄金定理;平方剰余;平方剰余の相互法則)
第2部 黄金定理はどう見出されたか(相互法則の誕生前夜;相互法則の夜明け;若きガウスの数学;合同式の世界)
第3部 黄金定理を証明する(ガウス和による相互法則の証明;残る3つの証明;相互法則がひらいた数論の世界)
著者等紹介
西来路文朗[サイライジフミオ]
1969年、広島県生まれ。大阪大学大学院理学研究科数学専攻博士課程単位取得退学。博士(理学)。専門は整数論。賢明女子学院中学校・高等学校教諭、広島国際大学工学部住環境デザイン学科教授を経て、広島国際大学看護学部看護学科教授、広島大学客員教授
清水健一[シミズケンイチ]
1948年、兵庫県生まれ。岡山大学理学部数学科卒業。博士(理学)。専門は整数論。賢明女子学院中学校・高等学校教諭、京都大学非常勤講師、岡山理科大学非常勤講師を経て、岡山大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。