感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゲオルギオ・ハーン
23
キリスト教の分派の歴史と各教派の概要の他、各教派の組織や職制、分派する理由の類型化もしている一冊。教科書的な書き方になっているため、文章が硬いがどの教派にも偏らない公平な書き方をしているため安心して読めた。特に興味深かったのは分派するパターンは3つとするもの。1つめは神学的理由(具体的には「救済論」と「終末論」の細かな違い)。2つめは社会的理由(国や民族の違い)。3つめは個人的な影響、カリスマ的な人物が話す解釈に共鳴して教派を形成する。2025/03/16
スプリント
7
様々な教派が存在するキリスト教について俯瞰的に知るには最適な本です。2018/10/08
I神学生
2
教派の背景が分かりやすく説明されています。2011/03/24
mstr_kk
1
網羅性があってありがたい本ですが、それぞれの教派についての記述は、ちょっと少なく感じました。2020/01/12
メカメカ
1
キリスト教新聞社出版。 そんな新聞あるんや・・・って感じです。内容は表題の通りですが、かなり細かく書いているので、詳細な部分はよほど関心が無いとつまらないかも知れない。 しかし、カトリックとプロテスタント、プロテスタントの中の分派などをその思想的な違いも含めて解説してくれているので、面白かった。自分に根本的なキリスト教の知識が不足していることも実感。 もう少し知識があれば、よりしっかり頭に入ったのかも知れない。2017/12/01
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