内容説明
子どもの臨床心理学や児童精神医学の書物は今ではかなり出版されているが、一人の著者がさまざまな障害や疾患について記述したものは少ない。そして客観的な説明というより著者の個人的意見や願望を織りまぜて綴られたものはあまり見当たらない。そのようなことから、子どものこころの臨床家としての体験を折にふれ書いてきたもをまとめたもの。
目次
第1部 発達障害(非言語性の学習障害―無器用児(発達性失行児)について
いわゆる微細脳機能障害(MBD)について ほか)
第2部 障害児の療育(自閉症児のグループ・プレイ・セラピィ;障害児臨床の今日的課題 ほか)
第3部 内因性精神病とよばれていた状態(児童思春期に発症しやすい障害―DSM‐4をめぐって;若年発症の精神分裂病 ほか)
第4部 子どもの神経症状態(子どもの神経症の日本的特徴;森田理論からみた子どもの神経症)
第5部 学校精神保健(不登校;いじめ)
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