内容説明
ゴンドワナ大陸の忘れ形見といわれ、アフリカ、マダガスカル、オーストラリアに今も生きる「バオバブ」の奇妙で美しい姿をとらえた不思議な写真集。
著者等紹介
吉田繁[ヨシダシゲル]
1958年東京生まれ。広告・雑誌・PR誌などの仕事のかたわら、1990年ごろから巨樹を中心に自然写真を撮り続けている。91年より全国カレンダー展において、通産大臣賞、大蔵省印刷局局長賞、日本商工会議所会頭賞などを受賞。デジタル写真の分野でも先駆者として活躍中。日本写真家協会会員
蟹江節子[カニエセツコ]
長野県生まれ。自然・アウトドア関係の書籍、雑誌を中心に執筆するかたわら、講演などでも活躍中。吉田繁氏とともに世界各地の巨樹や森の取材を重ね、「世界の巨樹を見に行く会」でのツアーも行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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つちっち
16
ゴンドワナ大陸の忘れ形見バオバブ、その奇妙な樹形と織りなす景観は彼方の惑星に降り立ったかのよう。そして、なんと言ってもその名前、バ・オ・バ・ブ、もうこれ以外にありえない。『星の王子さま』のモデルはディギタータ、BotWはマダガスカル・バオバブアベニューでグランディディエリ。マダガスカルからインド洋を漂流してオーストラリアに根付いたものはグレゴリー。とても魅力的で神秘的な生き物でした。2021/02/23
GOKU
7
かなりな高額なので一年近く迷いに迷っていたが、やはりこの樹の誘惑には勝てず、アマゾンで中古本を見つけとうとう買ってしまった。 すばらしい写真集。オーストラリア、アフリカのバオバブも載っているが、やはりマダガスカルのバオバブはいい、同時に写っている空も雲もすばらしい。一度行って見たいが、まず間違いなく写真集で憧れ続けるだけで終わるだろう。因みに表紙の写真はグランディディエリ。マダガスカルにしかないバオバブ。2014/06/23
ほみょ
1
★★★★☆きれいな写真。巨樹にもこんなに種類があるんですね。こんな巨樹と共に育ったら、生命に対する感覚が変わるんじゃないかな。2012/07/21
さくら♪
0
なんだか心がゆったりする写真がいっぱいで、癒されました。2017/05/20
カネコ
0
◎2012/06/03