目次
「ライトを消したら何が見える?」
1966年11月24日「ぼくの木には誰もいないらしい…」
「本当にショウをやめたくない…」
1966年12月6日「敬具、なんて書かなくていい…」
「郊外の青空の下で…」
1967年1月19日「笑わずにはいられなかった…」
1967年2月1日「ショウを楽しんでいただければ幸いです…」
1967年2月8日「妻に会ってお茶を飲む時間だ…」
1967年2月9日「ぼくが正しかろうと正しくなかろうとどうでもいい…」
「みんなに素晴らしい時が約束されている…」〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
№9
24
タイトルそのままの、ジョージ・マーティンによるビートルズの1967年のアルバム、サージェント・ぺバーとその前後曲のレコーディング回顧録。アナログかつ、たった4トラックしかなかった時代にいかにしてのあのアルバムの録音をしていったかの経緯をマーティン自らが語る。細かい具体的な録音秘話なら実際のエンジニアだったジェフ・エメリックの「ビートルズサウンド最後の真実」の方が面白いかもしれないが、マーティンがファブ4の奔放な音楽的アイディアをいかに導き、たった四つしかないトラックに落とし込んでいったか、興味深かった。2014/03/02
tjZero
2
ビートルズの、というより、ロック史上のベスト・アルバムと称えられることも多い『サージェント・ペパーズ・ロンリーハーツ・クラブ・バンド』が出来るまで。”5人めのビートル”と呼ばれる著者には当事者目線があるし、プロデューサーとしての客観的視点もある。対象との距離感としては、最適の書き手なのかもしれない。マネージャーのブライアン・エプスタインからデビュー前の4人を紹介される回想のスタートから、このアルバム完成後にエプスタインが無くなるエンディングまで、すぐれたアルバムのような構成がお見事。2020/12/02
サニジョプッ
2
サージェントペパー収録曲だけでなく、67年頃のビートルズサイケデリア全盛期を対象としている。とにかくストロベリー・フィールズ・フォーエヴァーの制作舞台裏が当事者の視点から明かされた点が意義深い。アンソロジーvol.2かけて読むのがいいかも知れない。