やさしい文学レッスン―「読み」を深める20の手法

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やさしい文学レッスン―「読み」を深める20の手法

  • 小林 真大【著】
  • 価格 ¥2,090(本体¥1,900)
  • 雷鳥社(2021/09発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 317p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784844137795
  • NDC分類 901.3
  • Cコード C0090

内容説明

誰もが知っている文学作品をさまざまな角度から解釈し、新しい読解の方法を身につける。ロラン・バルト、デイヴィッド・ロッジ、ノースロップ・フライなど、著名な批評家や小説家の言説を用いながら、日本の近代~現代文学、海外文学作品を本格的に分析。あらゆる「読みの可能性」を実感し、文学作品の奥深さに触れる。

目次

読み
書き出し
登場人物
視点
時間
空間
異化
イメージ
間テクスト性
リズム
文体
身体言語
視覚的表現
空白
比喩
象徴
ミメーシスとディエゲーシス
多義性
ジャンル
結末

著者等紹介

小林真大[コバヤシマサヒロ]
山形県生まれ。早稲田大学国際教養学部卒業。IB JAPANESEオンラインスクール代表。現在インターナショナルスクールで国際バカロレアの文学教師を勤める。また、オンラインで海外子女への指導も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Sam

48
文学をより深く理解し楽しむための20のレッスン。普段自分が本を読むとき無意識のうちに適用している様々な読解の方法や観点を明示的に認識できた(ような気がする)。特に「3.登場人物」におけるノースロップ・フライの5分類と、それに基づく「ノルウェイの森」分析(「(敢えて読者の共感を得るために)リアリズム小説のふりをしたロマンス小説である」)は面白いと感じた。また、「19.ジャンル」における同じくフライによるジャンル理論や、「現代文学が歴史を逆行しつつある」という見立てになるほどと思わされた。2021/11/25

ひさか

19
2021年9月雷鳥社刊。小説の分析手法の解説。タイトルには文学という表記があるが、内容は小説のことが書いてある。読み方というといろいろあるね。というところは共感できました。楽しみ方にうまくつながれば良いなと思います。2021/11/23

原玉幸子

19
登場人物、空間、比喩等、有名作品を「そこ迄分析するかぁ~」の大袈裟さを感じなくもないですが、例えば、日常性とは違う「異化」との手法に関しては、私が使う、作家による世界の「切り取り方」や「切り口」との表現に近いものですし、(「20の手法」と設定したが故にか、中盤以降の検証要素が後付けっぽい気もするので)本書を信奉しない迄も、小説を好きで文学とは何ぞやと思い、作品の味わいに思いを馳せる人にとっては、本書が考える切っ掛けにはなります。それでも、小説を創作出来る様になる訳ではありませんが。(●2021年・冬)2021/11/04

生ハム

13
文学は、その前提として必ず「完全なモノ」ではないから、だからこそ、空白から新しい読みが生まれるし、だからこそ楽しい。余白を味わい尽くすための一冊です。”芸術”と呼ばれるものは得てしてそうですが、 問答無用で魅力を感じる部分の他に、「知れば知るほど味わえる」余白がたっぷり残されているのですよね。 いわゆる「名作」、「古典」と呼ばれるものなら、なおさら。 同じものを見ている、聞いている、味わっているはずなのに、その快楽は別次元。 そりゃあ、少しでも詳しくなっている方が幸せになれますよね。2022/06/18

組織液

10
帯の「その作品の面白さ、十分に味わえていますか?」が心当たりしかなかったんで手に取ってみました。まっっったく意味がわからんみたいなの山ほどありますからね… それはそれとして、この本はとても面白かったです。純文学などだけではなく、漫画やラノベも例として取り上げているので敷居が低いのも嬉しい。色々と勉強になりましたが、個人的には特に「自動化」「異化」の概念や「ミメーシス」「ディエゲーシス」あたりが参考になりました。これ自分が書くときにも参考になりますね。さて成長出来たかどうか確かめる為にもなんか読みますか…2022/02/21

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