内容説明
どうなる、2050年の日本。激変する社会の課題に多面的戦略を提言。
目次
第1章 EUの「Global Europe2050」の概観と戦略(EUの「Global Europe2050」の概観と戦略;「Global Europe2050」に見るEUの戦略)
第2章 日本における2050年戦略の提案(我が国の状況と課題;我が国の戦略)
第3章 各論(エネルギー;産業の高度化・効率化、技術開発(革新):コンビナート統合、エネルギー産業等 ほか)
第4章 2050年に「満足」は成熟させられるか―まとめに代えて(誰が再生エネルギーへの転換コストを払うのか;「若者時間」が支える中国社会 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
toshi
10
テクノロジに関するものかと思ったら全く違って、社会科学系の内容だった。基本的に現状の社会情勢や科学技術などの分析と、それが2050年にはどうなっているかの予測。 最初にEU、続いて日本の社会情勢の分析と今後の展開予想が有り、その後各論として、エネルギー、AI、乗用車、物流(大型車)、都市、社会インフラ、電子マネーなどについての現状と2050年に向けての予測の話が有る。 (→続く)2018/03/03
Lin🌙
0
現代を取り巻く環境変化と各国動向を踏まえて、現在の取組を考察し、2050年の日本へ提案。各論として、エネルギー、AI、小型自動車車、物流、都市、社会インフラ、電子マネー、地方活性化。複数の著者の意見をまとめたものではあったが、カーボンニュートラルに寄った論点が多いとも感じた。しかしながら全体把握には良書である。2022/06/18