ビジュアライジング・データ―Processingによる情報視覚化手法

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  • サイズ B5判/ページ数 404p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784873113784
  • NDC分類 007.64
  • Cコード C3055

出版社内容情報

「情報視覚化技術」についての解説書。オープンソースのプログラミング環境「Processing」を使い、巨大で複雑なデータセット(情報の塊)に含まれている物語をビジュアルで表現するという内容の書籍。本書ではプログラムや画面例を多用しながら、グラフィックス、アニメーション、有向グラフ、Anemone型グラフ、ツリーマップ、地図などを使ってアクセスデータ、統計データ、ログデータ、データ構造、階層構造、科学データといった情報を視覚化する手法について解説する。

内容説明

手軽で強力なプログラミング環境「Processing」を用いた情報視覚化技術についての解説書。地図情報・階層ファイルシステム・リスト・グラフ構造・時系列データなど、さまざまなデータの収集・解析手法から対話的な視覚的手法・プログラミングテクニックまでを豊富な実例を用いて詳しく解説しています。EclipseなどのJava開発環境や、ActionScriptを利用した視覚化手法についてもカバーしています。

目次

情報視覚化の7ステップ
Processing入門
マッピング
時系列
関連と相関
散布図
木構造、階層、再帰
ネットワークとグラフ
データ収集
データ解析
Javaとの統合

著者等紹介

フライ,ベン[フライ,ベン][Fry,Ben]
MITメディアラボのACG(Aesthetics and Computation Group)で博士号を取得。2006年~2007年までCarnegie Mellon School of DesignでNierenberg Chair of Designを務める。Casey ReasとともにProcessingを開発。Processingは2005年にArs ElectronicaでGolden Nicaを受賞。彼の仕事はロックフェラー財団からNew Media Fellowshipを受け、作品はMuseum of Modern Art(MoMA)、Ars Electronica、ホイットニー美術館ビエンナーレ(2002年)、クーパーヒューイット国立デザイン美術館トリエンナーレ(2003年)などで展示された

増井俊之[マスイトシユキ]
ユニバーサルでユビキタスな理想のユーザインタフェースを追及しつつ国内外を放浪研究中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

テキィ

5
具体的なのでわかりやすい2010/09/23

K. YAMANASHI

0
情報可視化系の書籍の中ではかなり実践的な一冊。Processing自体が簡単であることもあいまって「とりあえずやってみたい」という要望に堅実に答える一冊だと感じた。書き口もやさしく、プログラミング経験者であれば、本書を読むことで「情報可視化」を趣味のひとつとして取り込むこともできるのではないだろうか。2012/11/06

つゆき

0
動的でインタラクティブな表示方法の実装方法が具体的に書かれていて参考になるし、視覚化そのもの以外にも元になるデータセットをwebからマイニングする方法など話題は多岐に渡る。Javaとの統合方法やP5の仕様などの情報も参考になる。2012/01/08

p-nix

0
プログラミング的にはそれほど難しくない。データ収集、解析、表示などの各段階の作業を具体的に示してくれているのでありがたい2010/08/23

dalmacija

0
読んでからいうのもなんだが、読まなくてもできる内容が多いかな。2009/01/18

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