内容説明
勅許なく「通商条約」を結んだ老中、堀田正睦の波乱の生涯を描く。佐倉藩の部屋住みながら儲服の君として阿蘭陀事情等を学び、やがて藩主として藩の財政を根本から改革し、天然痘の種痘接種を領内くまなく行った名君正睦が、いよいよ西洋通として幕政の舵を取る。
著者等紹介
鈴木舜[スズキシュン]
昭和16年10月、江戸川区小岩に生まれる。3歳の時東京大空襲にあい、父の郷里成田に疎開。市立成田小・成田中卒、県立千葉高卒。東京大学経済学部卒。昭和41年、日本勧業銀行(現みずほ銀行)に入社するも、5年有余で退社。その後小・中・高生の受験進学指導塾を開設し、30年以上にわたり教鞭を執る。住所は成田市→佐倉市→津田沼に転居。健康上の理由から閉塾。現在執筆活動に専念する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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