内容説明
本書は、著者がケンブリッジ大学の招きで行ったクラーク講義を基にしたもので、同情的な理解と厳正な批判が協和したセシルの代表的著作の一つに数えられる。ハーディの領域、才能、技法、弱点、文体を解析し、ハーディ文学の骨格を簡潔に描き上げる。
目次
第1章 ハーディの領域
第2章 ハーディの才能
第3章 ハーディの技法
第4章 ハーディの弱点
第5章 文体と要約
著者等紹介
セシル,デイヴィッド[セシル,デイヴィッド][Cecil,David]
イギリスの文学研究者兼批評家。1948‐69年、母校オックスフォード大学の英文学教授
小田稔[オダミノル]
1931年鹿児島生まれ。1959年九州大学大学院文学研究科英文学専攻修了。福岡教育大学名誉教授・福岡女学院大学名誉教授
宇野秀夫[ウノヒデオ]
1933年神戸生まれ。1956年京都大学文学部英文科卒業。元武庫川女子大学教授
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