内容説明
ファインダーをのぞき、絵筆をとり、それぞれの想いを刻みこむ。移りゆく四季を追った、北海道・信州、垣内直介・光子二人の旅路。
著者等紹介
垣内直介[カキウチナオスケ]
1920年東京生まれ。1941年12月東京大学工学部繰り上げ卒業。軍務に就き敗戦後シベリアに抑留。復員後垣内商事に勤務。1948年結婚。1980年『四季の詩・軽井沢』(講談社)を出版。現代美術家協会会員。2002年没(享年82)
垣内光子[カキウチミツコ]
1926年東京生まれ。1938年四条派跡見玉枝主宰の精華会に入門。玉笙の画号を受く。1943年青山学院高等女学部卒業。戦時中内閣情報局に勤務。敗戦後外務省に勤務。1948年結婚。二代目山口玉糸、三代目田中玉紅に師事。誠和染色教室で友禅染を習得。1977年「笙彩会」を主宰し隔年銀座で作品展を催す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。