出版社内容情報
セルフケア「しなければ」と思っていませんか?
セルフケアは「一人で頑張る」ものではありません。日常のストレスに気づき、心の根っこにあるもやもやを解消し、自分にやさしくする技術を身につける一冊です。
こんな人におすすめ
・寝る前も勉強や仕事が気になってリラックスできない
・休むと自分を甘やかしているようで罪悪感がある
・人に迷惑をかけるのが怖くてSOSを出せない
・みんなはもっと頑張っているのに…と落ち込む
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【著者からのメッセージ(本書より)】
「自分にやさしくする」ことは、一種の「スキル」すなわち「技術」であると気軽に考えてもらいたいのです。スキルは練習によって身につけることができます。「自転車に乗れなければならない」と思っていたからといって自転車に乗れるようになるわけではありません。そんな思いがあってもなくても、自転車に乗る練習さえすれば、いつか必ず自転車に乗れるようになります。それと同様に、みなさんにも、価値観や信念といった深い思いはさておき、これから紹介するさまざまなワークを実践することで、「自分にやさしくする」スキルが身につき、気づいたら「自分にやさしくする」ことが習慣になっていた、という流れに乗っていただきたいと思います。
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内容説明
「自分はダメ人間だ」「私には良いところがない」。毎日少しずつ自分を責めながら暮らしていませんか。自分にやさしさを向けるために、認知行動療法など心理学の知識を学び、そして実践してみましょう。
目次
第1部 自分にやさしく気づきを向ける(ストレスに気づいて観察する;ストレスを感じる自分にやさしさを向ける)
第2部 周囲からのサポートを受けることで自分にやさしくする(孤立せずに人とつながることの重要性;サポート資源を確認したり調べたりする;サポートネックワークを作成し、積極的に活用する)
第3部 「自分にやさしくする」スキルを身につける(安心安全を自分に与える;中核的感情欲求に気づいて、満たす;セルフ・コンパッションを理解し、実践する)
著者等紹介
伊藤絵美[イトウエミ]
東京都生まれ。公認心理師、臨床心理士、精神保健福祉士。洗足ストレスコーピング・サポートオフィス所長。慶應義塾大学文学部人間関係学科心理学専攻卒業。同大学大学院社会学研究科博士課程修了。博士(社会学)。専門は臨床心理学、ストレス心理学、認知行動療法、スキーマ療法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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