出版社内容情報
人間の都合でたくさんの子犬を産まされるお母さん犬とその子犬たちの運命を丁寧に描く感動ノンフィクション。
【著者紹介】
編集プロダクション勤務を経て、2001年作家・フリーライターとして独立。愛玩動物飼養管理士、日本ドッグホリスティックケア協会認定ドッグマッサージ・セラピストの資格をもち、殺処分される犬や猫の保護活動を支援している。犬や猫などのホリスティックケアに注目し、ペットをテーマにした著書も多数ある。著書に『犬といっしょに暮らしたい!と思ったときに読む本』『ペットの冠婚葬祭まるごと便利帳』など。
内容説明
工場で商品をたくさんつくるように、子犬をたくさんつくっている場所を「パピーミル=子犬工場」といいます。子犬工場でうまれた子犬は売り物です。子犬をうんで、お乳をあげたら、お母さん犬の役目は終わり。子犬はお母さん犬のもとから、あっというまにつれさられてしまいます。お母さん犬はせまいケージの中で子犬をさがしつづけ、心配でたまらなくなって、ほえつづけます。そして、つれさられた子犬たちは…。
目次
第1章 子犬がつくられる工場(ボロボロだったカヤの体;保護シェルターにいる犬たちの正体;犬の出産;パピーミルって?;お母さん犬のひさんな生活)
第2章 子犬たちの運命(子犬の市場;ペットショップの子犬たち;ペットショップから買った犬;売れ残った犬たちは、どこへ?)
第3章 すてられる犬たち(ペットを守る法律;そんな理由ですてるのですか?;安楽死ではありません;すてられる犬をふやさないために)
第4章 いのちを救う(パピーミルからの引き出し;新しい飼い主さがし;きびしいじょうけん;いのちのバトン)
著者等紹介
大岳美帆[オオタケミホ]
編集プロダクション勤務を経て、フリーライター・作家に。詩誌『帆翔』同人。愛玩動物飼養管理士、日本ドッグホリスティックケア協会認定ドッグマッサージ・セラピスト、日本アニマルウェルネス協会認定ホリスティックケア・カウンセラー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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