内容説明
「大好きな仕事場で、最期まで働きたい」映画『おくりびと』の舞台、山形県・遊佐町。今日も髪を切りつづける、47歳の独身女性。彼女は4つのがんとともに生きています。明日をも知れぬ命を見つめながら、最期まで希望を捨てず、働きつづける美容師の感動の手記。
目次
第1章 42歳、独身の私は、ひとりで告知を受けた(告知;外泊 ほか)
第2章 あこがれのニューヨークで、新しい私になる(生きてきた道;ニューヨーク ほか)
第3章 念願の自分の城、そして突然の入院(大黒柱;1回目の手術 ほか)
第4章 顔のガンとの闘い(シャンプー;2回目の手術 ほか)
第5章 美容師をつづけながら、4つのガンと生きる(『死』への恐怖?;再発 ほか)
著者等紹介
佐藤由美[サトウユミ]
1962年山形県飽海郡遊佐町生まれ。高校を卒業後、東京で美容師として働く。思いたってNYにわたり、公私ともに幸せを得るが、家族の看病のために帰郷。両親を見送り、祖母を自宅介護のうえ天国に見送る。2002年遊佐で念願のサロン・Hair Make『Dear』をオープン。2年後、42歳で難病、腺様のう胞ガンになる。現在、ガンは4カ所に転移。通院しながら、美容師として髪を切りつづけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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