本当は知らなかった日本のこと

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  • サイズ A5判/ページ数 195p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784872902877
  • NDC分類 304
  • Cコード C0036

出版社内容情報

たとえば、「2007年問題と安保?」「ロハスと田中角栄?」「治安悪化とプラザ合意?」「少子高齢社会と大阪万博?」…みんな、つながっている! 1940年生まれの鳥越氏が語り、1958年生まれのしりあがり氏が描く、「これまでの日本」と「これからの日本」。高校での履修不足問題が判明するなど、「戦後」は現代人の必須課題。素朴な語り口と傑作漫画で贈る、必読の教科書。

●本書の特徴:
・特徴1 各章 しりあがり寿さんの2パターン(ギャグ風&シリアス)の傑作漫画
・特徴2 各章 しりあがり寿さんの特別コラム
・特徴3 脚注に親切な「用語解説」つき

目次

第1章 団塊の二〇〇七年問題
第2章 ロハス
第3章 体感治安
第4章 少子高齢社会
第5章 軍産複合体
第6章 グローバリゼーション

著者等紹介

鳥越俊太郎[トリゴエシュンタロウ]
1940年福岡県生まれ。京都大学文学部卒業後、毎日新聞社に勤める。毎日新聞大阪本社社会部、東京本社社会部、テヘラン特派員、「サンデー毎日」編集長を経て、1989年よりニュースキャスターに。2001年4月「日本記者クラブ賞」受賞。2004年「警察の裏金」シリーズ特集の放送に対して「ギャラクシー大賞」を受賞。「スーパーモーニング」コメンテイター、関西大学客員教授、「Ohmy News」編集長

しりあがり寿[シリアガリコトブキ]
1958年静岡県生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン専攻。1981年食品メーカーに入社、宣伝・商品企画に従事する一方、漫画家としても活躍。1994年専業漫画家となる。2000年『時事おやじ2000』(アスペクト)、『ゆるゆるオヤジ』(文藝春秋)にて第46回文藝春秋漫画賞を受賞。2001年『弥次喜多in DEEP』(エンターブレイン)にて第5回手塚治虫文化賞「マンガ優秀賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

阿部義彦

11
私の応援してるほぼひとり出版社であるミシマ社の本です。かなり初期の頃の出版とみえてまだあの人の顔のミシマのロゴマークはついておりません。でもミシマ社らしいアプローチで鳥越俊太郎さんが先生、しりあがりさんが生徒となり、日本の問題を歴史的に考察しています。2006年の発行です。何よりも団塊の世代と今の少子化問題はつながっていることがはっきりと解りますし、郵政民営化に関しても厳しい見方をしています。田中真紀子さんが小泉さんを評して言った言葉は今になると、あれでかなり的を射ていたなあと感心してしまいます。2016/08/06

つんたお

4
鳥越氏の語る日本と世界の関係論は、視点が新鮮で、なるほどと思わされることが多かった。 しりあがり寿氏寄稿の漫画もシュールで心に残る。 自分の歴史に対する無知も実感。 読後、パレスチナ問題や沖縄問題について、もっと調べてみたくなった。 2014/07/18

かのこ

3
終戦、安保、高度経済成長、核家族化、少年犯罪、宗教、国際紛争、差別問題。現代史を読み解けば、全てはつながってる。読んで納得、できればリアルタイムで読みたかった。2015/03/06

mrcsss

0
自分の歴史観の欠如を認識した。日米関係の異常さ、対中の姿勢など多々無知であった。論に少し飛躍がみられて「?」な部分はあったけれど、とても読みやすかった。軍産複合体がある限り戦争はなくならないのかと思うと恐ろしい。2012/10/08

メルセ・ひすい

0
8-19 赤79 やさしく・分かりやすい解説! 少子高齢化・グローバル化とは・ロハスと田中角栄・・・・現代社会の諸問題はどこに端を発しているか?を文章とマンガで読み解く。画期的コラボレーシヨン。 日本は「美しい国」か、スバラシイ国か。2007年問題と安保、治安悪化とプラザ合意、少子高齢社会と大阪万博…。鳥越氏が語り、しりあがり氏が描く「これまでの日本」と「これからの日本」。2007/02/06

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