内容説明
洗剤、マスタード、石鹸、花の種、卵、マッチ、トイレットペーパー！？えっ、こんなものが英国王室御用達！？本当のイギリスがわかる、物とお話をたっぷりつめこみました。
目次
ティーバッグ進化論
庭は生きている
時のないバスルーム
お洒落の磨き方
朝の贅沢
破るためのラッピング
別れぬ先の杖
眺めのいい厨房
ミントで甘い生活
コップの中の記憶〔ほか〕
著者等紹介
入江敦彦［イリエアツヒコ］
フリーライター。１９６１年９月２２日生まれ。京都出身。無類のモノ好き。博物館のごとき部屋で育つ。多摩美術大学卒業。ＭＩＣＨＩＫＯ ＬＯＮＤＯＮコーディネーターを経て９１年渡英。Ｅｓｑｕｉｒｅなど雑誌を中心に活動
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ごへいもち
25
他の国のことってなかなかわからないものだなぁ。英国関連の本はたくさん読んでいるのにまだへぇ～と思うことがあるなんて。私の好きなお菓子が安いのでびっくり。日本で買うと高いから、なかなか買えないのは健康を考えるとむしろいいのかも。あの値段だったら常備しちゃいそうだしヾ(~O~;)。装丁ナイス。著者はいい年なのに筆が滑って見苦しい気がする面も。記載されている価格は著者の取得価格でバーゲンもあり、というのは手抜きかもしれないけど面白い。1年早く読んでたらお土産頼めたのに～2012/05/17
kaoriction@本読み&感想リハビリ中
7
エリザベス女王、ではなく「典型的な英国女性が気に入った」「イギリスのどこでも普通に変えるものだけを集め」たというグッズ本。女王陛下ではなく一人のミセスが買う、スーパーなどに並んでいるもの。とはいえ、ロイヤル・ワラント（王室御用達の紋章）入り。お手頃なお値段でもなぜか崇高で貴重なものに見えてしまう不思議さ。写真とエッセイで見る英国。故ダイアナ元妃のワラントと御用達品も見てみたかった。2001年出版の本なので、現在の御用達品はだいぶ変わっているはず。最新版と他の3名の品を見たい。キャサリン妃のワラントと品も。2013/01/15
榊原 香織
2
王室御用達いろいろ2020/03/15
ybhkr
2
イギリス王室御用達の商品たち。と、言っても日本の宮内庁なんたらとは違って庶民的。基準も王室メンバーが最低５年以上使用した商品に対して欲しい？と聞く制度。品質云々ではなく嗜好の問題だそう。ワインはほとんど1000円以下だし、紅茶はティバックだし、シャンパンも2000円前後。ミントチョコレートの数の豊富さとか、そうじ道具の細分化、カシミア専用洗剤はすごいなあ。犬はペディグリーチャムで猫はフリスキー！ペットも庶民のペットと同じもの食べてるのね。エッセイは流し読みだけど日本人にとっての食事＝宗教は納得。2013/10/05
れじーな
1
英国女王陛下御用達用品の数々。日常で使う雑貨というよりも、生活必需品が多く、イギリスでの洗剤だったり調味料だったりお菓子だったりが軽妙なエッセイと共にカラー写真で楽しめます。日本人好みのパッケージングではないし、味ではないかも…、と思うものもありますが、なかなかに興味を惹かれます。現物を手にとってみたくなります。良ければ買いたいと思うものも、勿論。自然派のものが多いので、日本のものよりも実は良いものが多いのではないでしょうか。2011/06/16
