内容説明
弁護士としての日々は、時として、自分を律する鉄槌とも励ます杖ともなりうる。湯川久子はこうして、四十三年を過ごしてきた。その歳月の襞々を彩るのは、能であり、家庭であり、そして書くことである。湯川久子の集大成ともいうべき一冊。
目次
第1章 20年目の返済(20年目の返済;「老い」とは;昭和のこどもたち ほか)
第2章 季節ごとの贈り物(季節ごとの贈り物;老木の死;二度目の結婚指輪 ほか)
第3章 舞と私(舞と私;邯鄲の枕;実盛物語 ほか)
第4章 惜別の歌(惜別の歌;フクロウ;昆布ちりめん ほか)
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- 和書
- 邪馬台国、誕生 〈上巻〉