遺伝子レベルの栄養学―三石巌講演集より

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  • サイズ 46判/ページ数 264p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784872426847
  • NDC分類 498.55
  • Cコード C0047

内容説明

物理学者であった三石巌は還暦を過ぎてから栄養学の研究を始め、自らの学問を分子栄養学と呼んだ。講演の中では「分子栄養学とは遺伝子栄養学のことである」と述べている。1980年代に確立した三石理論がいまだ古びることなく、現在までに明らかになった科学的実証成果を正確に予見していたことは驚くほかはない。「優れた理論は100年経っても腐らない」と言っていた著者の面目躍如である。本書は『三石巌全業績27講演集1健康の自己管理について』の改訂版である。

目次

成人病の予防とその自然治癒について
栄養と健康
知能とビタミン
レシチンについて
ビタミンAと高度不飽和脂肪酸
セレンについて
分子栄養学の提唱
新しい栄養学からみた健康

著者等紹介

三石巌[ミツイシイワオ]
1901年‐1997年。東京生まれ。東京帝国大学(現東京大学)理学部物理学科および同工学部電気工学科大学院卒業。日本大学、慶應義塾大学、武蔵大学、津田塾大学、清泉女子大学の教授を歴任。理科の教科書、子どものための科学書から専門書まで、生涯著作は300冊以上にのぼる。科学学術用語の統一にも力を尽くした。60歳の時に分子生物学の研究を開始し、三石理論を確立、分子栄養学による健康自主管理を実践した。株式会社メグビーと三石理論研究所はその活動拠点として自ら設立したものである。創造性と論理に基づく発明家精神を発揮し続け、活性酸素の害は驚くほど早い時期に提唱していた。亡くなる直前まで講演、執筆による啓蒙活動を続け、生涯現役を貫いた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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