内容説明
松割木の薪を使って登窯や穴窯でしっかりと焼締められ、あるいはたっぷりと自然釉の掛かった作品を焼くことは、アマチュア陶芸家の憧れのまと。本書では、プロの陶芸家の窯の作り方や、実際に薪窯でどのように焼成するのかを指導。薪窯焼成に適した土や成形についても紹介した。
目次
特集 人間国宝・山田常山に学ぶ焼締め焼成入門(掌上の表現・焼締め急須)
1章 薪窯を作るための計画と築窯方法(陶芸家による自作の窯;専門家へ製作を依頼した窯 ほか)
2章 焼締め陶を焼くための焼成方法(山田常山の窯焚き;長岡正己の窯焚き ほか)
3章 共同で薪窯を焚くときの焼成方法(東京芸術大学工芸科陶芸講座の登窯;前村幸孝+グループ「みんなの窯」の穴窯)
4章 焼締めの器を作るための土作りと成形方法(信楽土(黄瀬)の作り方
備前土の作り方 ほか)
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- 皇室93号 令和4年 冬 扶桑社ムック