内容説明
復活したキリストは、あなたを通して人々と出会い、働きかけていく―遠藤周作『侍』を読みながら、ともに歩み、仕える神と出会う。
目次
１ 『侍』という小説と福音宣教
２ イエスの心に触れる
３ 日本人とキリスト教
４ 神を受け容れる
５ 侍とイエス
６ しらどり
７ 『侍』とリジューの聖テレーズとの比較
著者等紹介
星野正道［ホシノマサミチ］
１９５０年、東京都杉並区生まれ。国立音楽大学卒業。ピアノを専攻。聖アントニオ神学校卒業。哲学・神学を修める。１９９３年、カトリック司祭に叙階される。現在、東京大司教区司祭・白百合女子大学教授。２０１９年４月より和歌山信愛大学教授に就任予定（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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かおりんご
19
タイトルだけで借りたけれど、遠藤周作の「侍」からキリスト教を語るという感じ。まだ「侍」を読んでいないので、分からない部分もあったけれど、読まなくても遠藤周作の世界観が分かっていればわりとオッケー。ぶどう園のたとえ話の解釈が目からうろこ！一番最後に来た人からお金を渡すことは、みんなに「小さき者にも、神は愛を与えられる」ことを知らせるためとは、なるほどです。リジューの聖テレーズのことがちょっと分かったのも良かった。「侍」読んでみよう。2019/06/11
