内容説明
無意識に女神の加護の力を発動させて次々と人々を救う子爵家の拾いっ子・アーシェラ。
出征した家族の帰りを待ちながら今日もお料理に励むのだけど、ふとお味噌汁の鍋に残ったジャガイモが目について──
「これ、いももちにしゅる!」
「??」な家族を横目に、残りものを美味しくリメイク。
トマトソースはケチャップに、野菜の切れ端はお好み焼きに。
たくさん出来たあんこだって無駄なく使い切ります!
大人気ちびっこお料理ファンタジー、待望の第3巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
39
アーシェラの父、アーシュが囚われていた魔の地に幼子の声とともに降り注いだ光のシャワーが。5年たってやっと娘の存在を知ることとなったアーシュ。祖国では女神様の加護をもらったアーシェラは今回もオムライスや芋餅、揚げ物とせっせと日本食を広めてくれてます2024/04/16
はなりん
16
シリーズ3巻。冒頭はアーシェラのお父さんの敵国での囚われ生活からアーシェラの祈りで助けられた経緯のお話。そして本編では前世の記憶を『知識の引き出し』として女神の愛し子は当たり前の事として認識されていて、王妃さまもそうである事が判明。アーシェの新たなレシピはケチャップやアメリカンドッグ、フライドポテト、お好み焼き、オムライスなど皆が好きなもの。スイーツもあんドーナツなど間違いないレシピでした。戦地にいるローディンの安否が心配。2024/09/14
bulbul
6
お父さんの事情が語られて、改めて女神様の御力ってスゴイ! 一方のアーシェラは飯テロ続行中。義理の母子の設定なのに充分幸せそうなのもイイね。2023/12/03
菊地
3
父親などの事情をしっかりと説明すること自体は悪く無いんだけど、そのせいで主人公サイドの描写が極端に減ってしまって「アーシュのグルメ展開」が削られることになってしまったのは少しバランスが悪い気もした。2024/06/05
蒼
1
kindle2023/12/09