内容説明
NHKでディレクターとして諸番組を制作してきた筆者が、ジャーナリズムの在り方、そして、様々な出会い、半生を熱く、鋭く、穏やかに見つめ、綴る珠玉のエッセイ集。
目次
ディレクターの仕事(大岡先生の思い出;「良い先生」の話;夢中歩行―ディレクター日記抄(1996年2月~4月)
テレビ・映像表現に関する覚書)
教育を問い直す(魂に蒔かれた種子―哲学者・林竹二ノートより;授業の中で青年と出会うということ;キャンパスの日々から―2004年春)
記憶の淵より(長良川が揺籃だった―小学生時代;マルクス・方丈記・小林多喜二との出会い―高校1年生)
いのちにふれる日々(妻、くも膜下出血で倒れる)
著者等紹介
戸崎賢二[トザキケンジ]
1939年生まれ。岐阜市出身。名古屋大学法学部政治学科卒。1962年NHK入社。1999年定年退職までディレクターとして教育・教養番組の制作に従事。2002年~2009年、愛知東邦大学教授(メディア論)。現在、放送を語る会運営委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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