感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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「結局は、警察とマスコミも、うまい関係になってるんですよね、両者の情報のやりとりというのは。どちらもが逃げられるようなものになっています。」とは、松本サリン事件で被害者にもかかわらず犯人かの如く報道された河野義行氏の発言。週刊新潮のデマ体質を軸に報道を問う。著者は名誉毀損の賠償金額が高くなった昨今の判例により抑止力が効いていると分析したが、一方でSNS社会の現代においてデマの拡散力は増強された。著者曰く「『言論のテロリズム』を黙視してはならない。『狂気のペン』は、時に剣よりも危険だからである。」と。良書。2020/04/19
SK
2
多分、読んだのはこちらの方2004/05/14