内容説明
一般にスザニとして知られるウズベキスタンの刺繍。ウズベク女性たちにとってこの刺繍の制作、技法、素材は、どのような意味をもつのか。ソ連崩壊後、旧社会主義圏の市場経済化のなかで刺繍制作者や事業家はどのように生活戦略を立ててきたのか。20年以上にわたる調査にもとづくエスノグラフィ。
目次
序論 中央アジアの市場経済化と工芸に関する人類学的研究
第1部 刺繍が彩る日常世界(ウズベキスタンの調査地概要;ウズベキスタンの刺繍制作史とショフィルコン地区;持参財のなかの礼拝用敷物―モノを通してみるイスラーム信仰)
第2部 生活戦略としての刺繍(市場経済化とカシュタ事業家の誕生;技法から見る三種類の刺繍がつくるネットワーク;カシュタぬい子―したたかなピースワーク労働者;二〇年を経たカシュタ事業―日本におけるスザニ展)
総括と展望 カシュタが変える女性たちの世界
著者等紹介
今堀恵美[イマホリエミ]
東海大学文化社会学部アジア学科 講師。社会人類学、中央アジア民族誌学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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