出版社内容情報
魂揺さぶる、2024年最強の処女作!
作家・百田尚樹、大絶賛! 「50回読んで、101回泣いた!」
内容説明
AV出演が会社にバレてクビ、バレエ教室の講師もクビ、それらの事実をSNSに投稿して大炎上―。認められたくて、認められなくて。私がAV女優であることを家族はまだ誰も知らない。
目次
第1章 AV界に踏み込む
第2章 AV女優デビュー
第3章 AVが会社にバレる
第4章 AVがバレエ教室にバレる
第5章 百田尚樹チャンネル出演
第6章 上京、それから
著者等紹介
藤かんな[フジカンナ]
大阪大学大学院の理学研究科を卒業。上場企業で研究職をしていた2022年、『週刊ポスト』(小学館)でグラビアデビュー。デジタル写真集『ヘアヌードの湖』が大ヒットし、マドンナ専属女優としてAVデビュー。4歳からバレエを続け、AV出演が理由でバレエ講師をクビになったことを、X(旧ツイッター)に投稿して大炎上―。2024年5月、初の著書『はだかの白鳥―阪大大学院卒でAV女優に』(小社刊)とファースト写真集『白鳥、翔ぶ』(徳間書店)を同時リリース!エイトマン所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゴールドまであと919日
92
この種の本、過去に何冊か読んだ。本人の書いたもののなかでは、抜群。阪大大学院というだけでなく、ものを書く能力は確かに優れている。人間、性をテーマに前面に出しながら、外面では、道徳的な功罪を表に出す。カッコだけの優越感やら様々な意見を持ち出す。この著者の「人間の究極はエロ」、確かにそのとおり。キリスト教の神父、仏教の高僧、性を否定するのは、それだけ克服できない、修行の高い高い壁だからだ。それと共に生きてこそ、人間である。非婚や同性愛が流行る現代こそ、この言葉、「人間の究極はエロ」、それを肯定する。2024/12/14
アキ
84
4歳からバレエを続けたがプロになるのはあきらめた。大阪大学大学院を卒業し一流会社に勤めたが、自分の研究を生かせる職場ではなかった。周囲からは順調な人生と思われていたが、ずっとつらかった。大学生の頃から密かに向いていると思っていたAVの世界に入った。会社にバレて退社した。バレエ教室の講師も辞めた。しかし会社の先輩やAVの社長からは人生をポジティブにとらえる言葉をもらえた。読後感は清々しい。百田尚樹のyou tubeチャンネル。https://m.youtube.com/watch?v=gwVHDteEptU2024/06/09
やいっち
43
正直 感動しました。同時に旧弊な常識に囚われている我輩として疑問も数々。2024/10/09
空のかなた
24
エイトマンの事務所を自ら訪れ、マドンナの専属のAV女優になった藤かんなさんの赤裸々すぎるほどの自叙伝。橋本環奈に似てると言われるんです、だから芸名は「かんな」に、「私にはモノを書くという才能もあるらしい」というくだりには驚いた。自ら書くんだ、と。またAV業界の厳しい規律も知れた、彼女のメンターになっていく事務所社長のポジティブなストロークには学ぶところが多かった。後半百田尚樹氏のYouTubeでの対談で炎上する様や百田氏の言葉掛けの巧さ等、リアルに感じながら読み進んだ。彼女の叫びが聴こえてくるような一冊。2024/08/18
今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン
22
阪大院卒AV女優さんがnoteに綴ったものの書籍化。院卒ということが話題になるということは、AV女優という仕事は院卒の人間がするものだとは思われていないということ。鑑賞に値する体であることと、そしてセックスが好きだったということが適性だったよう。バレエでトップを目指せなかったのは発育が良すぎる体のせい。そのために摂食障害となり家族のバランスが乱れた。あまりそのへんには触れてないけど、これはもっと強く訴えてもいい要素なのでは。家族の物語にせず、自身が切り開いたものに徹したかったのかなあ。どんな仕事もプロは↓2025/01/06
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