出版社内容情報
死にかけたにもかかわらず、またソロキャンプをしようとする斉藤ナツに周囲は呆れていた。
行くなら安全な場所へ、と紹介されたキャンプ場で出会ったのは、寡黙な老人、謎の少女、不審な動画配信者。ここ、本当に大丈夫か?
不安に駆られる中、懐かしい人物と再会を果たすが……なんだか様子がおかしい。
過去と恐怖が交差し、怪異と殺人鬼が入り乱れる!
最後まで先が読めないノンストップサバイバルホラー!
【目次】
内容説明
死にかけたにもかかわらず、またソロキャンプをしようとする斉藤ナツに周囲は呆れていた。行くなら安全な場所へ、と紹介されたキャンプ場で出会ったのは、寡黙な老人、謎の少女、不審な動画配信者。ここ、本当に大丈夫か?不安に駆られる中、懐かしい人物と再会を果たすが…なんだか様子がおかしい。過去と恐怖が交差し、怪異と殺人鬼が入り乱れる!最後まで先が読めないノンストップサバイバルホラー!
著者等紹介
山翠夏人[サンスイナツヒト]
兵庫県生まれ。高校では文芸部に所属。同ペンネームで執筆を始める。趣味はキャンプと山歩き。好きが高じてキャンプインストラクター資格を取得。本シリーズにてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
55
前作が良かったのでこの「雪中キャンプ編」を読んだら2作目も面白かった。今回も概ね文章が主人公のナツの語りだが、そこはかとないユーモアが漂っていて可笑しみがある。冬のキャンプ場の描写が細かくなかなかの臨場感。ナツの隣のテントにいる動画配信者は妙な違和感あるし、ナツの過去の回想場面が多く興味深いけれど、本筋とどう関係あるのやら?と、思って読み進むと後半で一気に収斂。怒涛のクライマックス突入といった調子で、仕掛けの巧さに舌を巻く。きっちりホラーとして盛り上げて、ラストではホロッとさせられるし堪能した。続刊希望。2025/08/31
四弦桜
19
よかった😭 ドキドキして、笑えて、泣いた‼️ 前作を上回る斉藤ナツの魅力と胸が締め付けられるナツの過去! 各登場人物のセリフ😣 ナツの大好きなセリフもここで来るのかと狂喜乱舞! 『キャンのに』長編最高だった‼️😭 続編希望‼️ 2025/08/08
ケン
15
嬉しいシリーズ化。B級感強いから抵抗ある人もいそうだけど、読みやすいだけじゃなくてストーリーもしっかりしていて楽しめる。本作は主人公の幼少期が知れたり、あの女の子がいいキャラをしていて感情移入しながら読んでいた。途中思わず感動するようなシーンもあったり。3作目も期待。無人島編とか海外編とか色々バリエーションはありそうで楽しみ。2025/08/21
上澄み
4
前作はスピード感が半端なかったけど、今回はじっくり読まされた。構成の見事さ。伏線回収。完成度がすごい。2025/08/01
四国の南
2
前作キャンプで悲惨な目にあったけどまたキャンプをしたい、今回は親友が綿密に調べたから大丈夫だろうと思いきや… じっくり読ます部分もありながらテンポの良さは今作も安定! 過去編や人物のつながりが完璧で無駄がなく伏線も秀逸2025/08/04
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