感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ネギっ子gen
74
【信はその人の内部にあるのではなく、人と人の間にある】シリーズケアをひらくといえば「べてるの家」。創設者・向谷地生良に、(「ケアをひらく」担当編集)白石正明がインタビューした書。社会学者・大澤真幸の特別寄稿も収録。<鷲田清一さんも「語り合えば語り合うほど、他人と自分との違いがより微細にわかるようになること、それが対話だ」と言ってます。多様性があってこそハプニングが生まれる、つまり進化が生まれる。違うもの同士の関係があるから、突然変異が起きるわけです。だから対話って、関係に突然変異>を起こす仕掛けだ、と。⇒2025/12/15
こばまり
45
べてるの家を設立し唯一無二の存在に仕立てた向谷地さんのルーツとは一体。独特な当時者研究の手法は如何にして確立されたのか、また、オープンダイアローグとの相違点等、かねてより知りたかったことが全部書いてあった。大興奮のうちに読了。2025/09/24
ぐっち
22
べてるの家の向谷地さんの話。幻覚さんをそのまま受け入れて聞く話が改めてすごい。向谷地さんのご家族や過去の話もあり、幻覚さんとの距離の取り方が絶妙なのだと思った。この数十年で病名も変わり、対応方法もだいぶ変わったのだろう。世の中が向谷地さんに追いつけるといいなと思った。2025/09/14
チワ
9
幻覚妄想の聞き方、捉え方が今までの常識(?)と全然違って、これなら私ももっと早くよくなったかも知れないなと思った。こんなやり方があるのか。特別寄稿は難しくてよくわからなかった…。2025/05/11
きゅー
9
べてるの家ではなく、向谷地生良個人を対象として書かれた本は初めてかも。白眉は生良と彼の兄妹との鼎談。彼の生活史はこれまで表に出てこなかったけれど想像以上に過酷な少年期だと知った。また、彼には統合失調症の弟がいるというのも初めて聞いた。おそらく意図的に話題にしなかったのだろう。一時、彼の家族は「鬱と、統合失調症と、レビー小体型認知症、末期がん」の4人が揃っていたそうだが、それを聞いた編集者の白石正明が「すごい!マージャンで言ったら満貫みたいな」とツッコミを入れたのに笑った。この白石さんもすごい人だよ。2025/04/18
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