出版社内容情報
シリーズ累計155万部突破!(電子書籍含む)コミックス12巻と同月刊行!「楽しき日々でございました、殿」本編では描かれない、他家の英雄たちの最期を綴った人気SS「老雄」シリーズを中心にまとめた番外編第三弾!「母子」「老雄~真田幸隆~」など、完全書き下ろし短編5本も豪華収録!
内容説明
本編では描かれない、他家の英雄たちの最期を綴った人気SS「老雄」シリーズを中心にまとめた番外編第三弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
餅屋
10
短編集■まず「老雄」は4編、日置行近、蒲生定秀、三好長逸、真田幸隆。宿老系は泣かせてくれる♪「春齢内親王」異伝では我儘いっぱいだったが、こちらはちょっと物悲しい佳作に「血縁」「新年会」「母子」御爺の話は鉄板の良さ、綾ママと上手くいっているのも御爺のおかげ■ストーリーテラーを自認するだけあって、サクサク進む分、後からエピソードを積み重ねてもらえるのは嬉しいですね。異伝もあるし混乱してくるので、短編集は時間軸を追ってもらえると良いのだけれど…。リクエストできるなら、鯰江ブルちゃん一家を読みたいネ(2025年)2025/06/07
しまふくろう
9
続けて購入。 内容は短編集の第三弾。朽木が六角と戦う前後の話が多めなのでけっこう懐かしい面々が出ている。春齢が寺に入るかどうかの話は結構面白かった。将軍を都へ戻す為の足利派を作るのは無理だけど援助は打ち切られたくないって、本当に言い訳も出来ないやらかしだったのか。その後の内親王のお話で、手紙を出すのもめっさ気まずそうな男性陣には噴き出した。そりゃそうだよね。 面白い短編集だった。2025/04/27
長重
5
短編集3巻目。 副題である『老雄』の4人はボリューム的に物足りなかったし、蒲生と真田は本編でも晩年に触れていた様に記憶しているので、あまり自分には刺さりませんでした。 他の短編で御爺こと『朽木稙綱』と主人公基綱の絡みが、久しぶりに読めて楽しかったし、異伝で重要キャラの春齢が本編側ではそんな立ち位置だったのか!?と改めて理解できたし、淡海世界の永禄の変の『シン』裏事情も楽しく読めたので、全体的にはシリーズファンなら満足できる内容かな2025/05/12
Abercrombie
4
老雄シリーズ4編+本編を補完するエピソードが12編。通貨制度の見直しを通して、天下統一の意思を商人たちに示す「新たな天下」は珍しい一編。金銀の交換比率は日本と明が一対十なのに対し南蛮は一対十五とはね。2025/06/03
菊地
3
各キャラの複雑な想いや、各キャラから観た主人公像などが描かれることによって作品のディテールが強化される。 やはり良質な外伝シリーズ。2025/04/28
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