内容説明
望月智充(監督)自選30カットによるフィルムストーリー。近藤勝也(作画監督)による原作連載時の挿画・全点カラー収録。アニメーション用設定、美術ボード、未発表イラストなども網羅。メインスタッフ新規インタビュー「あれから31年」収録。
目次
カラーイラストレーション
1 フィルムストーリー 望月智充(監督)自選カット30
2 近藤勝也(作画監督)原作連載挿画集
3 モノクロ設定集
4 カラー設定集
5 ギャラリー
6 『海がきこえる』の舞台裏
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
geromichi
6
一家に一冊、いや保管用にもう一冊、いっても一人一冊で良いくらい。2025/02/12
参謀
3
スタジオジブリが93年にTVスペシャル用として制作した長編アニメ作品『海がきこえる』のムック。本書では望月監督が選んだベスト30カットでつづるフィルムストーリー、美麗なカラーイラスト、キャラクター設定、美術ボードなどに加えて、「アニメージュ」で原作連載時に描き下ろされた140点に及ぶ近藤勝也による美しい挿画、未使用分も含めて、初の全点カラー収録という大ボリューム。作品、近藤勝也氏ファンは絶対買いの1冊だと思います。2024/11/24
読書太郎
1
なぜかマイNo. 1フェイバリットムービーである「海がきこえる」が去年流行って、この本もその流れで出たということだ。雑誌掲載時の挿絵など貴重なイラストがまとまっていることがうれしい。ずっとこういうのが欲しかったんだよ。巻末のインタビューも当時のものと現在のもの、2つ載っていてありがたいね。2025/01/31
Mo
0
絵が素敵すぎる…! 登場人物がとにかく魅力的だし色合いも綺麗。インタビューも面白かった。 個人的に、里伽子は同窓会来るようなやつじゃないだろ、と原作読んでて思ったので、インタビューでそこのところ触れられてて良かった。 大学生には少し高くて買うか迷ったけど本当に買って良かったです。2025/08/07
たこい☆きよし
0
もともと氷室冴子ファンで、『魔女の宅急便』で近藤勝也ファンになった。アニメージュでの連載企画には個人的に奇跡的と感じる組み合わせに驚いたものだ。アニメはテレビ放映時に観た。監督はぴえろ作品でやはりファンだった望月智充ということで、これまた個人的観点で奇跡的組み合わせ。地味な青春ドラマを堅実に仕上げたところに感じ入ったものだった。レーザーディスクも買って何度も観た。それでも、2025年の全国上映がスクリーンで観るのは初めて。今観る本作は1990年代のタイムカプセルだ。イラスト素材を初めて網羅した本書もまた。2025/07/28