内容説明
催眠学、暗示療法の祖メスマーの生涯と学説。スピリチュアル・サイコロジーの概略も紹介している基本文献。本邦初の完訳!
目次
ギルバート・フランカウ「紹介のための序論」
フランツ・アントン・メスマー「動物磁気の発見に関する覚書」(読者への序文;動物磁気の発見に関する覚書;主張すべき命題;付記 ミス・パラディースの症例)
著者等紹介
メスマー,フランツ・アントン[メスマー,フランツアントン] [Mesmer,Franz Anton]
1734‐1815。オーストリアの医師。ウィーン大学で医学を修め、『人体への惑星の影響について』(1766)という博士論文を提出した。宇宙には磁気が偏差するという仮説のもとに「動物磁気」説を提唱。ウィーンやパリで行った治療は暗示療法の先駆けと考えられ、後にメスメリズムと呼ばれるようになった
フランカウ,ギルバート[フランカウ,ギルバート] [Frankau,Gilbert]
1884‐1952。イギリスの小説家。パブリック・スクールの名門イートン・コレッジ卒業。第一次世界大戦で出征し前線で戦った。第2次世界大戦でも従軍
広本勝也[ヒロモトカツヤ]
慶應義塾大学大学院博士後期課程満期退学。現在、慶應義塾大学名誉教授。専門は米英の詩と演劇全般(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。