出版社内容情報
・リウマチに特化したリウマチ専門医による日常の対策と生活処方、役立つ知識と情報
・リウマチの痛み、こわばりに日々悩む人に、明るい気持ちになれるよう解説
・日進月歩の新しい治療も紹介し、読者に希望をもってもらえるようにする
・たくさんのイラストとやさしい文章で内容の理解が深まります
50歳以上の2人に1人、高齢者になればほぼ全員に起こるという手指の腫れや痛み、そして変形。その代表的な原因の1つがリウマチです。患者数は一説には100万人と言われていますが、予備軍の多さを踏まえると氷山の一角に過ぎないことがわかります。
その多くの方々は「もしかしてリウマチかな?」と悩み、日々憂鬱な気分に苦しんでいるのですが、彼らの悩みにフィットする情報が不足しています。症状をよくするために1番大切なのは、実は「前向きな気分」。これは日本でも数少ないリウマチだけに特化した専門医としての、著者の結論です。そこで、そうした痛みと暗い気持ちに悩む人に、いままでで1番明るい気持ちになれるように本書で勇気づけます。
内容説明
手足や肘、膝などのリウマチの痛み、こわばりに対処するための最新治療と薬の知識、日常の対策と生活処方など、役立つ情報を1冊にまとめました。痛みに前向きに向き合い、コントロールできることで明るい気持ちになっていただくことを願ったリウマチ専門医からのメッセージが込められています。
目次
第1章 リウマチをよくするには、前向きな気持ちが一番!(「本当にリウマチだったらどうしよう…」と悩むあなたに;リウマチが「良くなる人」と「良くならない人」のたった1つの違いとは;医師の私が「尊敬した患者さん」の話 ほか)
第2章 もう暗い気持ちにならない、ポジティブになれるリウマチの知識(そもそもリウマチってなに?原因はあるの?;リウマチについて、わかっていることをハッキリさせておこう;ここ10年で、リウマチの治療は格段に進歩しています ほか)
第3章 こうすれば、リウマチも安心(リウマチを早期発見する症状リスト;あなたはクリニックタイプ?それとも病院タイプ?お勧めの受診場所をアップデート;リウマチっぽい症状でも、リウマチではないこともあります ほか)
著者等紹介
佐藤理仁[サトウミチヒト]
リウマチの専門クリニック「さとう埼玉リウマチクリニック」院長。日本リウマチ学会専門医。リウマチ財団登録医。リウマチ友の会特別会員。2007年昭和大学医学部卒業、2009年昭和大学リウマチ膠原病内科勤務、2011年昭和大学大学院医学科卒業、2012年日本赤十字社医療センターアレルギー・リウマチ科勤務、2013年埼玉メディカルセンター膠原病内科勤務を経て、2016年さとう内科ファミリークリニック開院、2018年さとう埼玉リウマチクリニックに名称変更。2022年5月さとう埼玉リウマチクリニック大宮院開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。