出版社内容情報
時はフランス革命--。ルイ16世、マリー・アントワネットを斬首台に送り、「死の天使長」の異名を持つ革命家がいた。彼の名はサン=ジュスト。悪事を働く貴族たちを残虐かつ凄惨に処刑していく彼の行動は、やがて「革命」という大きな時代の転換点へと繋がっていく。これは愛のためにフランス王国を殺した男の物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
30
イノサン完結後、読み友さんの感想でサン=ジュストのマンガがあると知って1巻を取り寄せてみました。パリ五輪のオープニングイベントも結構悪趣味すれすれだったと聞きましたが、いや~この血みどろっぷりもなかなかです。絵はかわいいんだけど、う~む…これは娘には無理そうだなあ。私刑の描写は胸が悪くなりました。革命って聞こえはいいけれど、本当に山のように血が流れるのよね…。2024/07/29
祐樹一依
5
【◎】たぶん、突き詰めれば身勝手な思想なのだけれど、悪人が「悪人」として存在するので、思想はとどまらず反映される。死刑執行人としての才覚を見せ始めるジュストのそれは、半ば逃げ場のない一方的なデスゲームのようで、でもやはり「処刑」に過ぎない。勧善懲悪とは呼びがたい独走は、何処まで進むのか。きっと、行き着くところまで。2022/09/01
よも
1
絵が本当にキレイでうっとりします2025/05/21
yuhta
0
ルイ16世、マリー・アントワネットを斬首台に送り、「死の天使長」の異名を持つ革命家がいた。彼の名はサン=ジュスト。悪事を働く貴族たちを残虐かつ凄惨に処刑していく彼の行動は、やがて「革命」という大きな時代の転換点へと繋がっていく。これは愛のためにフランス王国を殺した男の物語ーー。シスコン主人公が腐りきったフランスを立て直し妹の住みやすい国にする為に自身が悪人となり悪と裁くダークヒーローになるのだがどんどん狂気に染まって勧善懲悪とは呼びにくいものに変わり果てていく。最期はどこに行きつくのか。次巻は読まない2024/02/02
himemiya
0
★★2023/01/31
-
- 和書
- 背中は健康のバロメーター