早期発見+早期ケアで怖くない隠れ認知症

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  • サイズ B6判/ページ数 248p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784344915275
  • NDC分類 493.75
  • Cコード C0095

内容説明

認知症は絶望の病ではない!自覚症状がなく、家族も気づいていない認知症患者は250万人。重度化を防ぐためのチェックポイントとリハビリの方法を専門医が徹底解説。

目次

第1章 本人も家族も気づかず、医師の診断も受けていない…隠れた認知症患者250万人の時代
第2章 早期発見・早期ケアで進行を遅らせる!押さえておくべき認知症のメカニズムと治療の基礎知識
第3章 症状の具体例でチェック。初期から中期の認知症を見抜くポイント
第4章 患者の半数に効果あり。早期の認知症リハビリで進行を遅らせる
第5章 中期には「パーソンセンタードケア」で周辺症状“BPSD”を軽減する
第6章 万が一、重度化したら―後期・終末期に備えて身につけておくべきリハビリのポイント

著者等紹介

旭俊臣[アサヒトシオミ]
千葉大学医学部を卒業後、銚子市立病院精神科、松戸市立病院神経内科を経て、1983年旭神経内科病院を設立、院長に就任。介護老人保護施設栗ヶ沢デイホーム施設長、千葉県東葛北部地域リハビリテーション広域支援センター長を兼任。2002年には、回復期リハビリテーション病棟を開設。2004年に旭神経内科リハビリテーション病院に改称。認知症、寝たきりになっても、住み慣れた地域で長く暮らせる街づくりに取り組んでいる。日本神経学会認定神経内科専門医。日本リハビリテーション医学会認定リハビリテーション科専門医。日本認知症ケア学会平成26(2014)年度奨励賞、2016年第25回若月賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とろ子

5
旭先生は「認知症、寝たきりになっても住み慣れた地域で長く暮らせる街づくり」に取り組んでいらっしゃるそうで、認知症については薬物療法をベースとした「認知症のリハビリ」の有用性を力説されている。「認知症のリハビリ」には初期から終末期まであり、細かなチェックシートなどが紹介されている。厚労省は2022年度から「認知症の人と家族、一体で支援する市区町村への補助」に乗り出したそうだが、認知症になっても怖くないと思えるような国、地域の環境作りを願う。 2022/05/24

akaichihiro

4
さらさら読み。2018/09/12

Yoshi NAK

1
認知症は治らないが、症状を遅らせることで本人だけでなく周りの人も幸せに暮らせる。 認知症のリハビリとして、回想法、RO(Reality Orientation)など。楽しく話しをすること大切。相手が間違っていても一方的に否定しない。 自分は現時点で消極的安楽死が希望。その準備も考えていきたい。2021/07/23

Naomi Araki

0
家族の苦労談だけ読んでいると暗澹たる気持ちにもなるので、医学的にケアする立場での文章が嬉しい。昭和の頃の「ボケ老人」って言い方にはそれほど絶望的な印象がなかったのに、認知症と呼ぶと、致命的な病のイメージになる。誰しもが程度の差があれ、若い頃と同じようには暮らせなくなることを、あまり悲観的に考えてはいけないと思った。2022/06/15

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