出版社内容情報
歯医者にも行けない、契約社員の青年が、予期せぬ病になったら…? 身を削って生活しながら、司法試験合格を目指す、受験生を襲う痛みの正体は…? 失神症状を起こした女子大生が、周囲の誰にも、隠していたこととは…? 「病気」を診るだけが、医者の仕事ではない。必要なのは、彼らの「生き方」を助けること。「患者のすべて」を治療する、総合診療医の物語、第5巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
薫子
7
身体に違和感や不具合があっても知らなくて、お金がなくて、徳重先生みたいな医者に出会えなくて、悪化してしまったり最悪命に関わってしまったりする、と思うと怖いよなぁと思うし、やっぱり徳重先生みたいな先生がどの病院にもいてもらいたい。無理なのはわかってるんだけど。2024/12/13
花桃
7
『貧しさ』と『無知』が病いを手遅れにする。帯に書いてある通りだと思いますが、あまりにも悲しい真実です。2022/05/27
毎日が日曜日
7
★★★+2022/05/22
もだんたいむす
6
良かった!人それぞれの病と人生がある。最後の徳重先生が怒ったのは道理がある。自分がされて嫌だったことを、子供にしようとした。残念だが、今回は赤ん坊のためにも流れてよかった。あまりにも母親が未熟だった。2022/05/22
てつ
4
人情味あふれるいい話。周りの人からも一目置かれ協力体制が進む。それぞれが成長し、病気と闘う姿、人を助ける姿は美しい2022/12/01
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- 和書
- 生命の世紀 レグルス文庫