内容説明
世界最高峰エベレストの頂点に立った女性ではじめての登山家、初の伝記絵本!10歳で山登りの楽しさを知った田部井淳子(1939年‐2016年)は、女性だけの登山隊を結成し、世界最高峰の山エベレストにねらいをさだめます。自分たちでけんめいに資金を集め、道具を手作りし、準備には4年もかかりました。そして1975年、ついに女性としてはじめて35歳でエベレストに登頂。女性初の7大陸最高峰制覇も果たし、山の環境問題、若者や被災者を支える活動にも取り組みました。心から山を愛し、守り、山の魅力を伝えつづけたまっすぐな生き方は、今も多くの人に勇気を与えています。あきらめずに一歩一歩、前に進めば、夢はかなう。コールデコット オナー賞受賞。
著者等紹介
安田アニータ[ヤスダアニータ]
カナダ・オンタリオ州のなだらかな丘にある庭のアトリエで、子どもたちのための物語をつむいでいる。元モンテッソーリ教師であり、長年日本に暮らしていたこともある。本書は文を手がけた初めての絵本
清水裕子[シミズユウコ]
アメリカ・ニューヨークを拠点とするイラストレーター。東京に生まれ、早稲田大学卒業後、総合商社で広報を担当し、30代で渡米してイラストを学ぶ。『アレッポのキャットマン』(あかね書房)に続き、本作で2度目のコールデコット賞・オナー賞を受賞。2009年にはニューズウィーク日本版の「世界が尊敬する日本人 100人」のひとりに選ばれている
おおつかのりこ[オオツカノリコ]
翻訳家、作家。福島県の小さな町で生まれ育つ。2022年、著作『感染症と人類の歴史』全3巻(文研出版)で学校図書館出版賞を受賞。日本国際児童図書評議会(JBBY)会員、やまねこ翻訳クラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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