内容説明
人類の幸福と進歩だけでなく、不平等、貧困、危機、戦争も引き起こしてきたお金。世界を支配するのは本当にお金なのか?そのルールは誰が決める?なぜお金は不平等に分配されるのか?貝殻のお金から仮想通貨までのお金の歴史や文化、社会の諸問題など驚きのお金の世界を大胆に描くビジュアルブック!
目次
1章 贈る、交換する、買う(お金がないと世界は動かない?;価値、協力、交換の始まり;相互性の原則 ほか)
2章 お金の発展(硬貨の発明:中国;硬貨の発明:インド;硬貨の発明:リュディア ほか)
3章 お金の次のお金(代替通貨;自由貨幣;民間通貨 ほか)
付録
著者等紹介
コンスタンティノフ,ヴィタリ[コンスタンティノフ,ヴィタリ] [Konstantinov,Vitali]
アーティスト、イラストレーター、漫画家、作家。1963年、現ウクライナ・オデーサ生まれ。旧ソビエト連邦の共産主義のもとで教育を受け、祖国ウクライナとともにペレストロイカの苛酷な略奪資本主義のなかへ放り込まれ、通貨改革とハイパーインフレの意味を身をもって体験した。1996年からはドイツの資本主義における社会的市場経済の中で暮らし、著作は40か国で出版されている。『世界 文字の大図鑑』はドイツの最も美しい本賞、ドイツ児童文学賞など数々の賞にノミネートされた
青柳正規[アオヤギマサノリ]
多摩美術大学理事長、奈良県立橿原考古学研究所所長、東京大学名誉教授。1944年大連生まれ。古代ギリシャ・ローマ考古学者。1967年東京大学文学部美術史学科卒業。国立西洋美術館館長、独立行政法人国立美術館理事長、文化庁長官など歴任。2006年紫綬褒章受章、2017年瑞宝重光章受章、2021年アメデオ・マイウーリ国際考古学賞受賞、文化功労者。ポンペイ「エウローパの舟の家」、シチリアのレアルモンテのローマ時代別荘、ソンマ・ヴェスヴィアーナのいわゆる「アウグストゥスの別荘」の発掘にあたる。著書に『皇帝たちの都ローマ』(中公新書)(毎日出版文化賞)などがある
若松宣子[ワカマツノリコ]
翻訳家。中央大学大学院独文学専攻博士課程修了、中央大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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